錦鯉、ダイアン、河井ゆずる…2022年は“オーバー40芸人”がブレイクする!?
#お笑い
2021年の『M-1グランプリ』(TBS系)で“史上最年長”優勝を果たした錦鯉。今年は、今まで以上の活躍が期待される。
「現在50歳のボケ担当・長谷川雅紀は“イジリしろ”だらけで、バラエティーが放っておく人材ではない。体力麺の懸念はあるかもしれませんが、どんどん売れていくでしょう。43歳のツッコミ・渡辺隆はそもそもネタ作りにも定評があり、ツッコミ芸人としてのスキルの高さが評価されています。Vtuberが好きだったり、極度のAVマニアだったりと、お笑い以外の部分でも注目されており、より幅広い活動が期待できそうです」(メディア関係者)
今後の飛躍が予想される“オーバー40芸人”は、錦鯉だけではない。たとえば、ボケ担当・ユースケ(44歳)とツッコミ担当・津田篤宏(45歳)のダイアンも、いよいよ本格ブレイクが近いと囁かれている。
「ちょっと前までのダイアンは、東京の番組でなかなか面白さが発揮できなかった。ツッコミの津田篤宏は、いろいろな先輩芸人から強烈にイジられていますが、うまく返すことができずアワアワするばかりで、そこをさらにイジられるという展開が定番。ユースケも、前に出られず終わるということが多かった。でも、そんな空回りする津田のキャラや、なかなか前に出てこれないユースケの立ち位置が、しっかりと確立されつつあります。仮にイジられてスベっても、妙な安定感があるのが今のダイアンなんです。これはダイアンが東京のバラエティーに対応できるようになったというよりは、東京のスタッフがダイアンの面白さを引き出す“コツ”を掴んできたということでしょう」(制作会社スタッフ)
そして、アインシュタインのツッコミ担当・河井ゆずる(41歳)もまた、次なるブレイクが予想されている。
私生活ではおしゃれで美意識が高く、社交的だという河井。後輩を飲みに誘うことも多く、その場では後輩たちを目一杯もてなすというのだ。
「河井さんは兄貴肌で、大阪時代から後輩に慕われています。たとえば、見取り図のYouTubeでは河井さんをイジり倒す企画が初期の人気動画となっていました。河井さんは、どんなボケでもしっかりツッコミで打ち返して、ちゃんと面白くなる。やることなすこと完璧に見えますが、天然なところやビビリなとこともあって、“イジリしろ”が多いのもまた魅力なんです。『河井ゆずるにツッコまれたい!』と芸人に思わせる芸人です」(お笑い事務所関係者)
さらに、見取り図のほか、ニューヨークなどの人気のある後輩と関係性も深く、さらには同期にはかまいたちもいる。
「いまブレイクしている芸人とのつながりがあるので、共演したときにうまくスイングしやすく、視聴者にその面白さが気づかれる可能性も高い。また、相方の稲田さんが目立ちやすいということもあるので、ここで河井さんの面白さが出れば、ギャップでさらに注目されやすくなる。河井さんがブレイクする条件はいろいろと揃っているんですよね」(同)
すでに大活躍しているが、パンサーの尾形貴弘(44歳)についても、今以上の大ブレイクが期待されている。
「パンサー尾形は、ドッキリ要員としては本当に優れているんですよね。基本的にピュアで何でも信じやすく、なおかつ感情に素直なので、どんなことがあっても、素晴らしいリアクションをしてくれる。真っ直ぐすぎるがゆえの危なっかしさもありますが、年齢を重ねてもあのピュアさが失われないのは本当にスゴい」(テレビ局関係者)
11月24日放送『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の『落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説』というドッキリ企画では、深さ3メートルの落とし穴に落とされた尾形。その場にある様々なアイテムを駆使して見事、穴から脱出。視聴者の謎の感動を呼んだ。
「このドッキリ企画は、まさに“イジメ”スレスレだと批判もされたんですが、決して諦めない尾形の姿勢は妙な感動を呼ぶこととなった。これは制作サイドが想定していた以上の奇跡的な展開です。尾形をドッキリにかけると時折こういった奇跡が起きるわけで、だからこそオファーが絶えない。今後も、尾形の活躍は続いていくでしょう」(同)
数年前には“お笑い第7世代”が台頭し、世代交代が進むかと思われていたお笑い界。しかし、それでもやはり“オーバー40”芸人の元気は衰えないまま。2022年も大暴れしそうだ。
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