『ウラ撮れちゃいました』白石麻衣がもったいない? 「うまく活かせていない制作サイドの課題」
#テレビ朝日 #白石麻衣 #ウラ撮れちゃいました
乃木坂46の元エースとしてシングルのセンターを何度も務め、卒業後も女優、モデル、タレントとして引っ張りだこの白石麻衣。今年の秋にスタートした『ウラ撮れちゃいました』(テレビ朝日系)で、ゴールデン帯初のレギュラーMCを務めているが、その起用は何とも贅沢ではないか。
「普段はなかなか見ることができないさまざまな業界の裏側に密着する『ウラ撮れちゃいました』は、単発特番時は弘中綾香アナが司会でしたが、今年10月のレギュラー化にあたり、かまいたちと白石をMCに抜擢。局アナを使えば経費はかからないのに、わざわざ白石をブッキングしたあたりに番組にかける期待の高さが分かります。しかし、いざレギュラー放送が始まると、白石がしゃべるシーンは少なく、それも“Vフリ”(VTRに切り替わる直前のコメント)が多い。1時間の放送で数秒しかしゃべらない回もありました。乃木坂時代の白石は、冠番組で意外な“バラエティ適正”を見せていましたから、それをうまく活かせていないのは制作サイドの課題だと思います」(テレビ情報誌記者)
もちろん、MCの一番の仕事は番組を進行することだが、ファンとしては、まいやんの今以上の活躍を望んでいるはず。それでも番組が面白ければ救いがあるが、関係者評は厳しい。
「目玉の裏側潜入は、『坂上&指原のつぶれない店』『ジョブチューン』(TBS系)、『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)『林修のニッポンドリル』(同)などで定番の企業コラボで、潜入という体の宣伝です。他のコーナーも『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)、『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(同)、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』(テレビ東京系)『Youは何しに日本へ?』(同)など、高視聴率番組の人気コーナーを拝借したようなものばかり。視聴率は初回から1ケタで、その後も上向いていません」(バラエティ番組制作関係者)
企業潜入モノが多いのは視聴者の関心の高さの現れとも言えるが、ヨソから企画をパクるのはいただけない。さらに、キー局関係者はこう指摘する。
「細かいことですが、白石の肩書きが『美人秘書』になっているのは驚きです。もちろん白石は言わずと知れた美貌の持ち主ですが、ここ数年、大手メディアではルッキズム(外見にもとづく差別や偏見)が急速に問題視されるようになっており、バラエティやお笑い番組でも“容姿イジり”はタブーになりつつあります。そんなご時世に、自ら地雷を踏みに行くような肩書きを持ってくるとは、制作側には何か信念があるのか、それとも何も考えていないのか……」(キー局関係者)
白石麻衣がもったいなさすぎる同番組だが、もしやその点でも“ウラ”を狙ったのだろうか……。
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