坂上忍、性的暴行の被害者に二次被害発言『1人暮らしの家に男あげていいの?』
#坂上忍 #バイキングMORE
28日放送のフジテレビ『バイキングMORE』ではドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演するクリス・ノースが性的暴行で告発されたことについて特集。MCの坂上忍が一昔前の古い価値観を露呈させた。
16日、2人の女性がそれぞれ2004年、2015年にノースから性的暴行を受けたと告発。それを受け3人目の告発者が被害を訴え、さらに23日にはシンガーソングライターのリサ・ジェンティルも02年にいきなりキスをされ、拒否すると激怒し部屋を出て行ったと被害を会見で語った。
ノースは16日に疑惑を「ひとつだけ確実なことがあります。それは私がこの女性たちに性的暴行を加えていないということです」と完全否定。23日、さらに2件の告発に関しても否定をしている。
これらの告発について、被害が約20年前のものもあり男性陣は、若干訝し気。
ブラックマヨネーズ小杉竜一は「20年前、どっちが本当かこれから明確にしていくことなんでしょうけど、同意と思ってても、20年後『無理やりだった』て言ったときの無実の証明の仕方っていうのはどういうのがあるのかなって」と告発された側の意見。
ブラックマヨネーズ吉田敬も「2人目(告発者)の方、お家行って、酒飲んで、そういう関係になって、次の日『言うな』よ言われるのは、そんなに……」とノースを擁護した。
さらに坂上も「男目線で言うと、この男目線は今のご時世ダメかもしれないけど」と前置きしつつも「女性の方も1人暮らしの自分の家に安直に男の人をあげていいんですか?っていうのはどっか感じる部分はある」と発言し、家に招き入れたら同意になると、前時代的な思考。
たまらずデーブ・スペクターが「あまりにも紳士だから警戒してなかったと思うんですよ。彼のキャラクターから」と被害女性側にまわりフォローをいれていた。
坂上は「第3者からしたら『そんな前のこと』って思いも素直な感情だと思うんですよ。でも被害を受けた方の感情はその人しかわからないものがあって、突如としてフラッシュバックで思い出すこともあるから。ただそうなってくると本当! 難しいですね、いろいろ」と時間がたってから告発されることに対して不安を覗かせると、女性をエスコートする時を例に挙げて、「ほとんどケツ触ってる! あれを10センチ上に上げないと」「ていうか触れちゃダメだってことだよね!」と性的暴行の告発とは関係ない所で、ヒロミと盛り上がっていた。
これらに、一部視聴者からは「男を家に上げる、家に行く女が悪いとでも?」「男達みんなで性犯罪者擁護しているように聞こえてしまう」「おっさん達によるセクハラ談義、地獄か」と批判的な意見が上がっている
今の時代、散々言われている『被害者を非難をしない』ことを、いつになったらできるのだろうか。
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