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社長はハッピー、社員はアンハッピーなタマホームの末路
新潮に、渋沢栄一の玄孫である渋沢健コモンズ投信取締役会長兼ESG最高責任者(60)という御仁が、Z世代(1999年後半から2000年代に生まれた若者たち)に投資を勧めるという訳の分からない記事が載っている。
広告ページではないようだが、なぜこのような記事を載せたのか理解に苦しむ。
投信会社だから、多くの人に投資を進める会社なのだろう。NISAというのを使えば、年間40万円の積み立ては20年間、金融所得があっても課税されない。Z世代はデジタルネイティブだからオンラインで手続きは完了するから簡単。毎月数千円を積み立てていれば、40年ぐらい経てば資産が形成されるというのだ。
たしかに毎月5000円ずつ貯めれば40年で240万円になる。リスクはあるがこれを投資に回せば、うまくいけば1000万円も夢ではないだろう。
だが、還暦を過ぎて資産1000万円では、ゆっくり老後というわけにはいくまい。もし投資に失敗して、それさえもできなければ老後は真っ暗闇である。
年率10%、リスクは一切なし。そいう投資があれば、私もやっていたかもしれないが、そんなものがあるはずはない。
渋沢栄一の玄孫なら、Z世代も私のような後期高齢者も、カネを心配せず、安心して暮らせる世の中づくりに知恵を出してもらいたいと思うのだが。
さて、元「嵐」の大野智(41)は不動産王だと文春が報じている。
大野は20年以上「嵐」として活動してきて、10億近い蓄えがあるそうだ。その運用を託されているのが制作会社の取締役で、音楽番組やバラエティ番組を手掛ける名物プロヂューサーのAだという。
2人はAを代表にして複数の会社を設立、4年近く前から都内の土地を買い進めて、若者向けのアパートなどをつくっているそうだ。
いまや不動産事業のほうに関心が向いている大野では、「嵐」再結集は難しいようだ。
2021年に一番話題になった人物は、といっても文春誌上だけではあるが、タマホームの玉木伸弥社長(43)だろう。
何しろ「新型コロナのワクチンを接種すると死ぬ」と社内で主張したり、幹部社員に風俗店の紹介をしていたというのだ。
そのため、「ハッピーライフ、ハッピーホーム♪」のテレビCMに出ていた城田優やゴスペラーズが、文春によれば、報道を知って出演を断ったというのである。
イメージダウンになれば、住宅の売り上げにも響くのではないかと心配になるが、玉木社長は側近らに「社長は悪くありません」といわれ、自身も「俺の影響力って凄いな」と悦に入っているという。
社長だけがハッピーで、社員がアンハッピーでは、会社の存続も危ういのではないか。
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