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「BE:FIRST売れ」に業界熱視線! コラボ商品が次々と爆売れで…

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BE:FIRST(イラスト=小野寛志)

 今年8月にプレデビュー曲「Shining One」、そして11月にデビューシングル『Gifted.』を発表したばかりの7人組「BE:FIRST」の勢いが止まらない。

 BE:FIRSTは、AAAのSKY-HIが主催したボーイズグループ・オーディション『THE FIRST』の合格者によって結成された7人組のダンス&ボーカルグループだ。オーディション番組の盛り上がりから、8月16日にリリースされたプレデビュー曲「Shining One」の時点でビルボードジャパンの総合チャート初登場2位を記録するなど注目度の高いグループだったが、デビュー曲「Gifted.」は初登場1位を獲得した。

 さらに話題となったのは、Twitterにおいて話題になっている楽曲をランキング化した、米ビルボードによる「Hot Trending Songs」チャート。直近24時間を集計したリアルタイム版では11月22日、BTSらを抑えて首位を獲得。11月27日付の週間版では7位となり、いずれもJ-POPアーティスト初の快挙を達成した。

「常々指摘されていることですが、これはBESTYと呼ばれる彼らのファンの活動のたまもの。つまりBE:FIRSTのファンの熱量の高さが表れたものと言えます」(音楽ライター)

 前年と比べ、検索数が大きく上昇した人物や作品をランキング形式で発表する「Yahoo!検索大賞2021」ではBE:FIRSTがアイドル部門1位に。こうしたSNSでの影響力、ファンの結束力は、音楽業界以外からも熱い視線が送られているという。

「パナソニックが『テクニクス』ブランドで発売している完全ワイヤレスイヤホンとのコラボキャンペーンが先日始まったのですが、同ブランドはこの影響で売上が急増。キャンペーン開始週は、今年最高の週間販売台数を記録したといいます。このキャンペーンは、対象商品の購入者はもれなくBE:FIRSTの限定オンライントークイベントを視聴できるという企画で、ファンの購入が殺到。購入期間の締切は来年1月末までなので、まだまだ伸びそう。対象商品は3種類ありましたが、10月発売の新商品2種のうち、広告やパナソニックのYouTubeチャンネルなどでメンバーが上位機種のほうを着用していた影響で、実勢価格2万円台後半のこの上位機種が一番売れたとか」(オーディオライター)

 まさに“BE:FIRST売れ”とも言える現象。当然すでに他社も動き出している。

「メンバーのJUNONは、元Jリーガー・小林久晃氏が設立したファッションブランド『FIDES』のビジュアルモデルに起用。コラボモデルも発売されたのですが、ポップアップストアでの先行発売、そしてオンライン販売もいずれも即完でした。特にオンライン販売は秒殺レベルだったため、『買えなかった』という人が続出してましたね。

 また先日は、ヘアサロン『LIPPS』のスタイリング剤とコラボ。12月16日から彼らが登場するCMも放送されています。BE:FIRSTにとって地上波のテレビCMはこれが初なので、すでにファンの間でも話題沸騰。SNSでも『買った』報告が相次いでいるので、売上も好調でしょう」(アイドル誌記者)

 2022年1月からはJ-WAVE『SPARK』で毎週月曜のラジオレギュラー出演も決定しているが、一方でその活躍ぶりに反して、特に地上波ゴールデン・プライム帯におけるテレビ出演が限定的な状況が続いているのは懸念点だろう。だが、それでもファンの熱量の高さが彼らを支え、盛り上げているのは間違いない。来年はさらに世間を騒がせる活躍が見られそうだ。

加賀美ジョン(音楽ライター)

洋邦問わず、音楽にまつわる編集・ライティングで十数年。クレジットを眺めるのが趣味。

かがみじょん

最終更新:2023/03/14 14:12
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