「夏のデパートすらサウナを感じる」DDTサウナ部がたどり着いた“ととのい”の境地
#サウナ #DDT
サウナブームと言われて久しい昨今。健康改善やコミュニケーション活発化を期待して、いま多くの企業内にサウナ部が設立されているという話もあるが、その波はプロレス界にも及んでいる。
エンターテインメント性の高さと選手たちのキャラクターの強さが人気の「DDTプロレスリング」内で、DDTサウナ部が本格始動したのは2020年11月。竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAOという、団体の未来を背負って立つ人気の次世代レスラー4人が集まり『The37KAMIINA(サウナカミーナ)』という正式なユニットとして、リング上で熱い抗争を繰り広げるようにまでなっている。
プロレス界で大きな躍進を遂げる彼らが、試合さながらのチームワークでプロレスとサウナの魅力を語り尽くす、“読んでととのう”連載が始動。今回はその4回目をお届けします!
MAOのイチオシサウナは……?
ーー前半戦では上野さん、勝俣さん、竹下さんの「推しサウナ」を紹介してもらいまし。最後はMAOさんの推しを教えてください。
MAO 私は巣鴨の「東京染井温泉SAKURA」が好きなんですよ。全体的に和のテイストで、隠れ家風というか、いいとこに来たなって感じがして。実際、設備もよくて、水風呂は深さが110センチぐらいあって、ズボっと入れるし、サウナ室がスタジアムサウナで7段ぐらいある。
上野勇希(以下、上野) 7段!? 広いな~
竹下幸之介(以下、竹下)「かるまる」みたいな感じ?
MAO 入り口が中段にあって、上にも下にもいけるようになってて。
勝俣瞬馬(以下、勝俣) へぇ~。特殊だね。
MAO オートロウリュもあるから定期的に熱くなるし、湿度も保たれていて。あとは単純にお風呂のクオリティが高くて、露天風呂が2種類と、中にも2種類もあるんです。外気浴もできるけど、僕、内気欲が好きで、温度もちょうどいいから、内気欲にすごく適してると思います。
で、「東京染井温泉SAKURA」も推しなんですけど、さらにその近くにもうひとつ推し施設があって、西巣鴨寄りなんですけど「ニュー椿」っていう銭湯サウナ。サウナ料金を払うと、サウナゾーンに入るための鍵をもらえて。
勝俣 はいはい。使い方が難しいやつ。
MAO 選ばれし者だけが入れるような……。
勝俣 ちょっとアウトローな感じがしますよね。
竹下 昭和の銭湯スタイルね。
MAO 普通に湯船とシャワーがある一般的な銭湯なんですけど、その選ばれしゾーンに進むと、サウナと水風呂とシャワーとととのい椅子が並んだスペースがぎゅっとなった夢のような空間が出てくるんです。
竹下 隔離されてるんだよな。
MAO そこはもうサウナ好きな人しかいないから、マナーもよくて、水風呂もバイブラが入ってるし、ととのい椅子も充実していて最高なんです。さらに、偶数の日と奇数の日で男女が入れ替わるんですけど、偶数の日の男子のオートロウリュがやばいんですよ。3分に1回オートロウリュがある。
勝俣 激ヤバ(笑)
MAO 運が良ければ、1セットで3回オートロウリュに当たれるという(笑)。穴場的に空いてる時間帯もあるから、人の出入りがないとえげつない熱さになるんですよ。で、全てが3~4歩ぐらいで行けちゃうぐらい完璧な動線なので、ひとりでじ~っと耐えて、パッと水風呂に入って。ととのいにばっちり適した環境です。
竹下 ストレスフリーですよね。めちゃくちゃ。
MAO もう余計なものが一切ない。「北欧」も余計なものが一切ないスタイルなんだけど、僕的には外気浴への動線がちょっとだけあるなと思って。本当にちょっとだけなんですけど、「ニュー椿」はその弱点が一切ない。すべてがぎゅっとしていて、本当にサウナを楽しむだけのスペースなんです。
勝俣 動線は大事だよね。水風呂をあがってととのうまでのベストな時間が2分とされてるから、休憩する場所が遠かったら、移動してる間に気持ちいい状態がきちゃって、ついた頃にはもうなくなってるみたいなことになりかねない。
MAO 「ニュー椿」はうまくいけば、水風呂に入りながらととのい椅子に水をかけて、「1、2」で座れますから(笑)
勝俣 最短!
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