フジ『新しいカギ』、『めちゃイケ』『はねトび』の末期的症状? 粗品はギャラの少なさに不満か
#お笑い #粗品 #新しいカギ
フジテレビ伝統のバラエティー枠“土曜8時”で放送されている番組『新しいカギ』。チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコをメインキャストとして、さまざまなコントが登場する番組だが、すでに“末期的”状態だと囁かれ始めている。
今年1月にパイロット版が放送され、4月から金曜8時の枠でレギュラー化、そして10月に“土8”に引っ越しした同番組。本来新作コントがメインとなるはずなのだが、徐々にトークやゲームコーナーの割合が増えているというのだ。
「コント番組はお金がかかるし、時間もかかるので、レギュラー化するとコントの割合が減っていくのは過去の番組も通った道です。それこそフジの『めちゃ×2イケてるッ!』や『はねるのトびら』も最初の頃はコントが多かったものの、番組終了間際では完全にゲームコーナーやロケ企画ばかりになっていました。『新しいカギ』もいずれそうなっていくのは仕方ないとしても、レギュラー化から1年も経たずにコントが減っていくのは、流石にどうかと思いますね」(制作会社スタッフ)
12月11日放送回では、ファーストサマーウイカが登場してネタを披露し、それを見たレギュラー陣が笑ったら負けとなる「ウイカゲーム」という企画を放送。まさに日本テレビ系『笑ってはいけない』シリーズそのものといえる内容だ。
「ゲームコーナーをやるにしても、企画があまりにも安直すぎる。しかも、現状では毎週放送ではなく隔週放送くらいのペースなので、過去のコント番組よりも収録スケジュールに余裕があるはずなんですよね。にもかかわらずこんな状態というのは、ちょっと深刻です」(同)
さらに、霜降り明星・粗品のとある発言も波紋を呼んでいる。
12月2日、霜降り明星の公式YouTubeチャンネルに「粗品が給料にショックを受けています【霜降り明星】」という動画がアップされた。そこで粗品は、11月の給料明細を見て“少ない”とショックを受けたと告白。さらに、「給料の8割を占めておいてほしい」仕事のギャラと、そのほかの「2割でいい」と感じている仕事のギャラの配分が逆転していると不満を述べていた。
「粗品が、『8割を占めていてほしい』と感じている仕事というのが、『新しいカギ』だと言われています。つまり、粗品は『新しいカギ』に日々時間を割いているにも関わらず、そのギャラが思ったよりも少ないと嘆いていると噂されているんですよ。もしも本当にそうだとしたら、フジテレビはコントの制作にもお金をかけず、芸人のギャラにもお金をかけていないということになる。これはもう、番組存続の危機なのかもしれないですね」(テレビ局関係者)
また粗品は、動画で「8割を占めていてほしい」仕事について、あまり楽しくないとも話している。
「好きなコントができると思っていたのに、どこかで見たことのあるようなゲームコーナーばかりになったなら、それはもう楽しくないでしょう。粗品の不満が『新しいカギ』に向けられたものかどうかは分かりませんが、番組が迷走気味なのは確かです」(同)
『新しいカギ』が、フジテレビ伝統のバラエティー枠“土8”における最大の黒歴史にならないことを願いたい。
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