『バチェラー4』“再生の旅”でも変わらず? 好かれるほうが幸せなバチェラーの「愛してあげる」
#バチェラー4
キスしまくりの旅を杉ちゃんとローズのせいにする黄
「頭にモヤモヤがある」と1人たたずむ黄の元にやって来たのは、『バチェロレッテ』の戦友である杉ちゃんと當間ローズの2人だった。
バチェラーになることは、孤独になるということと同義。そんな苦しみを2人に漏らした黄は、同時に2人に感謝もした。
「俺、『バチェロレッテ』で杉ちゃんとローズに会ったことがものすごい変化になってて。俺、前回ほとんどハグも何もしてないけど、ローズの真似をして最初からみんなとハグをしようと。それはコミュニケーションだと思ってて」
「もう1つは杉ちゃん。最後まで萌子さんに自分の口から『好き』って言い続けたのは杉ちゃんだったから」
つまり、コミュニケーションの手段としてキスをしたのはローズからの影響。そして一人ひとりと向き合い、何人ものガールズとキスをしたのは杉ちゃんからの影響。そう責任転嫁したように聞こえたのだ。
黄 「俺も後悔したくないと思って、今回はキスとかもしちゃってるもんね」
ローズ 「えっ、いろんな子にしてるってこと……?」
黄 「そう。ほっぺじゃないよ、口だよ」
ローズ 「それで傷つく子はいなかったの?」
黄 「いたよ」
スキンシップの多さをローズのせいにした黄に、「いろんな子にキスしてるの?」と引いたローズ。『バチェロレッテ』初回で、萌子へのスキンシップ過多を反省したのがローズという男だった。だから、別にローズはキスしてないし、杉ちゃんが激情で向き合ったのは萌子だけである。
その後、黄は休井と秋倉がどんな女性かを2人に伝えた。結果、杉ちゃんとローズからは「美郷が合っている」という意見が……。
「そこにヒントがあるような気もするし、一方で2人が『美郷』って言った瞬間に『そんなことないよ。諒子だって素敵だよ』って、ちょっと反論したくなる自分もいたの」(黄)
前シリーズ、家族全員から「イチオシは水田あゆみさん」と言われ、「僕は恵がいいのに!」と反発した友永真也を彷彿とさせた。でも、さすがに黄は友永みたいに拗ねない。友情を感じているからか? 3人の絆は深い。
「自分はどうしたいかっていうか、自分のための判断。それがいろんな人を傷つけたとしても、僕は味方だし応援してる」(杉田)
世界中が敵に回っても味方してくれる妻を探していたら、杉ちゃんが理想の態度を見せたという“婚活バラエティ”らしからぬ展開に。全編通し、この2人といるときの黄が1番幸せそうなんですけど……。
黄の妹、“秋倉推し”の態度が露骨すぎる!
続いては、秋倉が黄家と面談する番だ。なんと彼女、この日に向けて中国語を覚えてきたらしい。手紙攻めばかり繰り返す休井に比べ、秋倉はあの手この手の攻めをボディブローのように黄に効かす。
例によって、ホテルの1室で黄の家族とリモート対面した秋倉。注目は妹・依伝ちゃんの態度だが、休井のときと全然違うのだ。心をどこかへ置いてきたみたいに真顔だった彼女が、秋倉にはグイグイ行った。
「兄と一緒に立っていて、2人はかなりお似合いですね」
妹ちゃんは“秋倉推し”らしい。露骨すぎて可愛い。それは、ご両親も同様。休井には「可愛らしくて高校生みたい」と、秋倉には「上品で育ちのいい子」とそれぞれコメントしており、「息子の嫁には秋倉さんがふさわしい」という心情がやはり露骨な気がする。中国人家庭の黄家からすれば、長身の秋倉はウケがいいのかもしれない。だからこそ、話題は未来の話へ突入した。
父 「俺たち、孫見たくてさあ」
母 「早く孫を見たいなあという願望はかなりありますので」
休井には「子どもは2人がいい」(母)と人数指定までしていたし、初対面から圧のすごい黄家。結婚前提とはいえ、すでに決定済みの“理想の家族像”をここまでズケズケ提示されるのはプレッシャーである。初顔合わせなのだから、「授かりものだから」くらいに留めておくのが常識なのでは……。
その後、秋倉と2人きりになった黄は大学生時代に両親の会社がひっそり倒産していたエピソードを明かした。当時、ご両親はその事実を黄に伝えなかったそうだ。すると、彼の話を聞きながら秋倉の目には涙が。「自分の両親が理想」と公言する黄にとって、この涙はクリティカルだったのでは……。
対面後、休井のときと同じく2人で食事を作ることに。今回作るのはシチューである。チャーハンとシチューの差……。結果、2人はおいしいシチューを作ることができたようだ。エピソード3で建築事務所・事務の青山明香里(24)が作った、具が生煮えのシチュー(巨大玉ねぎ入り)という前例もあったが、どうやら今回のシチューは成功だったようだ。
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