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『バチェラー4』“再生の旅”でも変わらず? 好かれるほうが幸せなバチェラーの「愛してあげる」

『バチェラー4』再生の旅でも変わらず? 好かれるほうが幸せなバチェラーの「愛してあげる」の画像1
『バチェラー・ジャパン』twitter(@BachelorJapan)より

 リアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)シーズン4のエピソード9~10が12月16日に配信された。

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●エピソード4~6レビューのおさらいはコチラ
●エピソード4~6レビューのおさらいはコチラ

 いよいよ、残る参加者はパン教室講師・休井美郷(30)パーソナルトレーナー・秋倉諒子(30)の2人のみに。彼女たちが残ったという事実が感慨深い。エピソード1にて、バチェラーの黄皓(こうこう/34)の気を引くため、プールに飛び込んで「早く来て!」と絶叫した秋倉。あのアピール方法を助言したのは、休井だそうだ。11月25日にBuzzFeedが配信した休井とインフルエンサー・桑原茉萌(23)の対談で本人が明かしている。

「あれ、実は『飛び込んできなよ』って言ったの私なんです(笑)。『話しかけられない~』って言ってたから、じゃあ後ろから飛び込んだらいいじゃんって。そしたら本当に飛び込んじゃった(笑)」(休井)

 思い出すのは、『バチェロレッテ・ジャパン』で最終決戦に残った2人、黄と杉田陽平の関係性だ。最初のカクテルパーティでバチェロレッテの福田萌子に話しかけられない杉田に、「僕ら順番守ってますけど、どこかでグッと行かないと後悔しますよ」と背中を押したのは黄だった。杉ちゃんを格下と思っていたら、最後にその彼と戦うことになった黄。まさか、休井も秋倉との一騎打ちになるとは思ってもいなかっただろう。

“パン”と“手紙”しか手段がない休井

 休井と秋倉が黄の両親&妹と対面するエピソード9。まずは、休井が黄家と対面することに。というわけで、黄が休井をオープンカーで迎えに来た。よく見ると、この車のナンバーが「99-11」(きゅーい)なのだ。マイカーのナンバーを「830」にしたがる矢沢永吉ファンじゃないんだから。

 2人が到着したのはあるホテルの1室。モニターをつけると、スケジュールの都合で来られなかった黄のご両親と妹の依伝ちゃんがリモート通話で登場した。ここで「2人の思い出を見てほしい」と黄が出したのは、唇が接触する数秒前の2人のキス寸前写真だった。エピソード6で黄とキスをしたのに、その事実を他のガールズに隠し、「キスなんて人に言うもんじゃない」と策士の顔を見せていた休井。まさか、バチェラーサイドから晒されるとは思ってもみなかったはずだ。

 そんな甘酸っぱい雰囲気の中、休井に睨みを効かせたのは妹の依伝ちゃんである。ずっと、真顔で無愛想の妹ちゃん。正直、怖い。彼女による休井評は以下だ。

「私のほうが年上に見えるくらい童顔」

 おそらく、これは褒め言葉ではなかったはず。「年下の私より年下に見える」とマウントを取り、暗に「認めないわよ」と伝えるブラコン臭を感じてしまう。妹のテンションの低さに加え、リモートという無機質なシステムもあり、どこか面接っぽかった休井の家族面談。ここの家族は妹がラスボスのようだ。

 対面後、黄の提案で2人は一緒にチャーハンを作ることに。そして食後、黄は休井を夜景の見えるテラスへ連れ出した。ここで、休井は「私からのプレゼント」とあるものを黄に手渡した。

「また、手紙?」(黄)

 思わず、うんざり感がこぼれ落ちた黄。本音が出てしまった。でも、わかる。見ている我々でさえ、「またか……」と思ったから。さすがに彼女、“手紙作戦”をやりすぎだと思う。手段がパンと手紙しかない休井。あざといキャラのわりに愛情表現のバリエーションが乏しい。ここ一番では、言葉で伝えてくれる相手のほうがいいと思うのだ。その辺り、「好き」「嬉しい」とすぐ言葉にする秋倉と対照的である。黄も黄でフォローはしていた。

「手段なんか別にどうでもよくて。僕は美郷よりも言葉で伝える努力をする。美郷は言葉でうまく伝えられないんだったら、手紙で全然いいからって思いました」(黄)

「手紙が嬉しい」と言うかと思ったら「言葉にするのが得意じゃないなら手紙でいい」と、妥協の方向で取り繕う黄。自分の言葉を自分に言い聞かせていた感もあったが、明らかに飽き飽きなリアクションだった。あまり、黄の気持ちがノっていないように見える。休井からキスをされても全然嬉しそうじゃなかったし。

 デートの最後、黄は休井にこんな言葉を伝えた。

「最後のメチャクチャ大きい決断に向けて死ぬほど悩んでるってことは伝えなきゃいけないと思ったし、でもその上で出した答えは100%間違いないと信じて進んでいけそうだと思ってる。だから、もうちょっとだけ一緒に」(黄)

「もうちょっとだけ一緒に」? ずっと一緒にいようと思う相手に、こんな言葉はかけないと思うのだけど……。

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