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『バイキング』でいしだ壱成をこき下ろし…打ち切り決定で弱いもの叩きにシフトか

『バイキング』でいしだ壱成をこき下ろし…打ち切り決定で弱いもの叩きにシフトかの画像1
坂上忍

 20日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では3度目の離婚を公表したいしだ壱成について特集。出演者総出でいしだをこき下ろしていた。

 いしだは2018年、当時19歳だった元妻と結婚。一児をもうけた。しかし、今年12月8日、元妻から離婚届を渡され離婚。原因は経済的な理由で、いしだはインタビューに「家族を養う月収が稼げずずっとつらい状態にさせてしまった」と話していて、さらに「愛があればいいと思っていた部分があった」と語った。

 また、元妻は自身のアルバイトの収入月5万円に対して、いしだのたばこ代が月3万円かかっていた状況に「“なんでいっくん(いしだ)は働けないの?”って疑問に思えてきて、もう頑張るのに疲れてしまった」と取材で明かした。

 MCの坂上忍は「50近くになって愛があればっていうのはちょっと厳しいかな……」と顔をしかめ、たばこ代には「6割ですよ……」と苦笑い。

 そして「さっきから、こっち側から空気がすごいんだよね」とレギュラーメンバーの方にカメラが向くと、アンミカ、野々村友紀子、高橋真麻が腕を組み待ち構えている。

 コメントを振られるとアンミカは「奥さんに100パーセント同情するっていうか、本当によく頑張ったと思います」とまず元妻を労い、「子どもの命を育む父親として、年上の旦那として、かなぐり捨ててプライドもなにもかも、命ある限り働いてお金にして命を育むのが務めですよ。“愛があればいいと思ってた”って言いますけど嗜好品がやめられない。自分の贅沢はやめられない。どれが愛なんだろうって。愛を学ぶべきだと思います」と早口でまくし立てた。

 さらに野々村は「やってられないですよ。5万円一生懸命稼いで3万円吸われたら。吸われて煙で出されたらやってられない」とバッサリ。高橋も「仮に旦那が20万円稼いでても3万円たばこ代に使われたらキレますよ。なのに、稼ぎがなくて3万円使うのはちょっと……」と興奮気味に苦言を呈し、女性陣で袋叩き。

 ここで野々村真が「“なぜ彼が2バツがついちゃってたんだろう”ともっとよく考えれば……」と2回離婚をしている男となぜ結婚したのかという旨の発言をすると、坂上は「逆に言うとなんで2バツあるのに10代の子に手出しちゃったのかって話になるじゃん」とぴしゃり。

 坂上は「2バツついていて、ここにいるようなお歴々の方に“好きだ”って言っても見抜かれちゃうもん。でも若い子だったら経験値である一定の期間、洗脳するってことはできなくもないと思いますよ」と24歳差結婚に至った経緯を“洗脳だったのでは”と推察していた。

  SNSライブで「たばこやめらんないよね~」と主張したり、自身が手がけるパワーストーンの購入者をつのっていることも紹介され、番組内では次々といしだのダメ男っぷりが強調されていく。それに乗っかる形で出演者は総出でいしだをこき下ろしていた。

 来年の春には終了が決まっている同番組。わかりやすく、叩きやすい話題を持ち出して、何かを言った気になっている放送に見えたのだが、もう政治に切り込むことはしないのだろうか?

 先日番組終了を知らせる際に坂上は「今まで以上に喋っちゃったら3カ月半持たないで、俺クビになっちゃう可能性が……」と発言している。最後まで攻めて欲しい所だ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/12/21 13:00
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