乃木坂46・生田絵梨花「最後のFNS歌謡祭」で見えた番組カメラマンの粋な計らい
乃木坂46・生田絵梨花が12月11日、音楽専門チャンネルMTVのアコースティックライブシリーズ『MTV Unplugged』に出演し、一夜限りのアコースティックアレンジで全10曲を披露した。
生田は8日放送の『2021 FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)にも出演し、自身の卒業曲『最後のTight Hug』のパフォーマンスに加え、斉藤由貴の名曲『卒業』を熱唱。すでに年内での卒業を発表しているだけに、ファンもクギ付けになったようだ。
「『MTV~』は各メンバーとのデュエット形式で乃木坂46の曲を披露していましたが、とりわけ久保史緒里との『サヨナラの意味』は圧巻でした。生田に憧れている後輩メンバーは大勢いますが、中でも久保は特別に慕っていただけに、〈サヨナラに強くなれ〉という歌詞が誰よりも当てはまります。生田と久保は歌唱力も高いためよけいに、ファンの胸にしみたようで、ツイッター上でもこの『サヨナラの意味』に涙したというファンの声が多く聞かれました。生田は12月14、15日に卒業コンサートを行いましたが、自身のインスタグラムでそのセトリには入りきれずに今回の『MTV~』で歌い納めになってしまう曲があったことも、明かしています」(芸能ライター)
生田の卒業で“寂しいムード”全開の乃木坂46だが、卒業が目前なのは生田だけではない。
「今回の『FNS歌謡祭』では生田の卒業ムード一色でしたが、すでに卒業発表している新内眞衣(1月卒業予定)と星野みなみ(2月卒業予定)も同番組への出演は最後だったはず。それを考慮していたのか、番組のカメラは生田同様、新内と星野も長尺でとらえていました。これまでも歌番組で『最後のTight Hug』が披露されてきましたが、主にフロントの生田、齋藤飛鳥、秋元真夏ばかりが目立っていましたから、初めてのカメラワークに『みなみちゃんたくさん映った!』『まいちゅん長めで嬉しい』などと、ネット上では番組カメラマンに拍手が送られています。特に星野は、先日熱愛報道が出てしまい、実質的休業ののちに復帰したものの、若干逃げるように卒業する形になってしまっていたので、彼女をたくさん映す演出にはファンも驚いたようです。また、この曲が初披露された際に、曲の最後のフォーメーションでなぜ星野センターなのかと疑問視する人もいたようですが、それはこの曲が星野の門出を祝い、初期にフロントを務めていた『生生星』(生田、生駒里奈、星野の3人の通称)で共に第一線で頑張ってきた生田の見送りという意味もあったことを思えば、しっくりきます」(アイドル誌ライター)
乃木坂46歴代メンバー最多の92曲という参加楽曲を誇る生田。その陰でひっそりと卒業を控えているメンバーのことも注目していきたい。
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