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「ペヤング」新商品まとめ!「激辛やきそば」「超大盛」も登場、正統派なのに“クセモノ”出揃う

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 今年1年も絶好調だった「ペヤング」ですが、年末になってもその勢いはとどまるところを知りません。ここ最近にも、新商品が断続的に発売されています。しかも、“飛び道具”感の強い「獄激辛」や「ペタマックス」シリーズではない正統派の“クセモノ”も登場しており、目が離せません。

 今回は、最近発売された「ペヤング」の変わり種3商品に注目し、レビューしていきたいと思います。「獄激辛」や「ペタマックス」はありませんが、「激辛やきそば」や「超大盛」といった、ペヤング界のかつての主役たちも登場します。

「激辛やきそば」と「マシマシキャベツ」が合体!「ペヤング 超大盛激辛やきそば マシマシキャベツ」

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「ペヤング 超大盛激辛やきそば マシマシキャベツ」(2021年10月18日発売)

 最初に紹介するのは、「ペヤング 超大盛激辛やきそば マシマシキャベツ」300円(税別)。真っ赤な背景に大きなキャベツの写真が描かれた、とにかく辛くてキャベツがたくさん入っていることが一目に想像できるパッケージデザイン。ペヤングが赤いだけで「獄激辛」が頭にチラついて、トラウマに苛まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 今回は「超大盛」での登場。赤い機体は「通常の3倍」が基本線ですが、今回の赤いペヤングは通常の「2倍」の麺量。激辛は麺量が多ければ多いほどダメージが蓄積されるので、消耗戦は必至と思われます。

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「超大盛」の「激辛」(左)と「マシマシキャベツ」(右)

 ちなみにこの商品は、以前発売されていた「ペヤング 激辛やきそば」と「ペヤング マシマシキャベツ」を合体させたもの。こんな強引な合体は、合体ロボでおなじみの「超合金シリーズ」ですらなかなかお目にかかれないでしょう。どちらも普通サイズの他に「超大盛」でも発売されていたことがあります。

「激辛やきそば」は2012年に初登場した商品。今でこそ辛さの上位互換シリーズ「獄激辛やきそば」の登場によって影が薄くなっていますが、発売当時は他社商品を含めて激辛焼きそばが今ほど一般的ではなく、その中であまりに突き抜けた辛さと真っ赤なパッケージがセンセーショナルでした。

 一方の「マシマシキャベツ」は2020年に発売され、いつものペヤングでもたくさん入っているキャベツをさらにマシマシに増量した、ペヤングらしからぬ(?)良心の塊のような商品でした。

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キャベツと挽肉の入った「かやく」が2つ、麺も2つ

 さっそく内容物を見ていくと、キャベツが大量に入った「かやく」の袋が2つと、「激辛ソース」という真っ黒で不気味な袋が入っています。麺は「超大盛」恒例の通常の麺ユニットが2個入り。「かやく」も麺も同じものが2個入っている姿はなかなか異様です。ソースも2つに分けてくれると、2回に分けて食べられるんですけどね。

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山盛りキャベツのインパクトに比べるとソースはおとなしく見えるが…

 激辛なソースと山盛りのキャベツにいつものペヤングの麺の組み合わせ。山盛りのキャベツがとにかく目立っており、ソースはおとなしそうに見えますが、見た目に反してかなりの激辛。今でこそ「獄激辛」の辛さに慣れてしまいましたが、激辛商品があふれる現在でもこの辛さに勝るカップ焼そばはちょっと存在しないレベル。

 激しい辛さの中にあって、鼻に抜けていくちょっぴり甘い風味や酸味が独特。リンゴやトマトが入っているようで、「獄激辛」など他の激辛ソースと異なる要素です。「激辛やきそば」の発売当初はこの甘みや酸味で油断させてから激辛に変化するコンボが暴力的で、気をつけて食べないと口のまわりについたソースが痛くて痛くて大変でした。この商品を食べ続けることで、上品に麺をすするスキルを得られます。

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大量のキャベツと挽肉

 大量のキャベツは、これ単体でのインパクトに加え、激辛ソースの辛さを和らげる効果もあり、「激辛やきそば」と「マシマシキャベツ」の好相性ぶりに驚きます。お気楽に合体させたようで、実はかなり練られた組み合わせなのかもしれませんね。キャベツほどではないものの、挽肉も実は増量しており、食べ応えがありました。

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