『笑点』“重大発表”予告でとばっちり!? 林家三平の不要論が渦巻くも卒業はあり得ない理由
#笑点
軽い冗談のつもりが、冗談では済まなくなってしまうのか──。12月12日放送の『笑点』(日本テレビ系)のエンディングで、司会の春風亭昇太が「来週は重大なお知らせがあります」と予告。ネットではあらぬ予測が飛び交っている。
「2019年、重大発表すると予告した時の発表内容は昇太の結婚でした。ですから、今回もたいした発表ではない可能性が大ですが、ネットでは『林家三平がクビになるのか』と期待する声が殺到。図らずも番組への不満が噴出しています。
三平は、父が初代林家三平、兄が林家正蔵というお笑い界のサラブレッド。2009年に偉大なる父の名を受け継ぎ、2016年に『笑点』のメンバーとなりましたが、5年経っても空回りしている印象は否めません。爆笑を取ることは滅多になく、時には場内があまりにシーンとして、いたたまれなくなった昇太が助け舟を出すこともあるほど。木久扇や円楽からは『つまらない』とダメ出しされ、“つまらない人”というキャラがすっかり定着しています」(芸能誌記者)
重大発表という思わせぶりなやり方に乗じて、ネットには、
「三平師匠 卒業おめでとう」
「ベージュ(=三平)を切れ」
「三平が抜けない限り、笑点に未来はない」
と、シビアなコメントが次々と登場。三平の不人気ぶりが露わになってしまった。『笑点』は不動の高視聴率番組だが、アンチが多いメンバーもいる。
「かつては三遊亭好楽が『ピンク』と呼ばれ、“つまらないキャラ”として非難の対象でした。座布団の枚数の変動は少なく、自虐ネタには“そんなのは若手がやること”という批判も多かった。ただ、三平がメンバーに入ると、批判のベクトルはすべて三平に向きました。それが可視化されたのが、リモコンのdボタンを使うデータ放送です。
dボタンを押すと視聴者が出演者に座布団を与えたり取ったりできるもので、他のメンバーの座布団が増える一方なのに対し、三平は毎回0枚。面白半分で減らしている人もいるでしょうが、本当に面白ければ、毎回0にはならないでしょう」(ネットニュース編集者)
一方、お笑い関係者はこういったネットの意見に異を唱える。
「三平は確かにしょっちゅうスベっていますが、誰かがスベってそれにツッコミを入れるのは、笑いのセオリーのようなもの。三平のようないじられキャラが1人いると大喜利に緩急をつけられるので、ああいったポジションの人間は必要なんです。『笑点』の目下の課題は、視聴者も出演者もとにかくご高齢であること。なんとか新陳代謝を促すために抜擢されたのが三平で、ここで最年少メンバーを入れ替えることは考えにくいでしょう。
入れ替えというなら、座布団運びの山田隆夫の卒業ならあり得ます。山田はすでに40年近く番組に出続けていますし、座布団運びはああ見えてなかなかハードな仕事。山田は不動産投資で成功した資産家ですし、後進に道を譲るタイミングかもしれません」(お笑い関係者)
できればめでたいニュースであって欲しいが、果たして……。
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