東池袋、消滅可能性都市選出をバネに進化!「猥雑な繁華街」から緑とアートの街へ
#不動産投資 #東京これから買える街 #東池袋
2.東池袋は治安が悪いイメージがあるが実際は?
上記のグラフは、池袋エリアを管轄する池袋警察署が発表した、過去5年間における刑法犯の推移です。既述の通り、治安が良くないイメージの池袋ですが、刑法犯・粗暴犯ともに犯罪件数は年々減少傾向にあります。
豊島区では、繁華街での悪質客引きやスカウト行為者の取り締まり、環境浄化パトロールなどを実施していて、繁華街ならではの防犯強化に努めています。
3.東池袋は再開発でどのような進化をするのか?
実際歩いて見ると、1丁目から5丁目辺りまでいたるところで再開発が行われている東池袋。その中で、いくつか行ってみて、良かった地域をピックアップして、説明します。
●3-1.南池袋公園のリニューアルで印象が変わった東池袋
東池袋駅から徒歩4分の南池袋公園は、2016年4月に全面リニューアルオープンしました。以前はホームレスが住み着き炊き出しが行われるなどしていた南池袋公園ですが、リニューアルによって綺麗な芝生が敷きつめられ、おしゃれなカフェレストランもオープンしファミリーやカップルで賑わっています。
また、東池袋駅から徒歩5分のところには2020年「としまみどりの防災公園」がオープンしました。
元々造幣局があった敷地に、防災公園としての役目も持つ施設が新しく登場しました。
こちらも、単なる広場としての公園のみならず、カフェや小売店舗も展開され、こちらもファミリーや若者が集う憩いの場となっています。
最近は、ワークショップやファーマーズマーケットも開催され、東池袋に新たな活気をもたらしています。
●3-2.新たな商業施設も続々登場
東池袋エリアの再開発は、もちろん公園だけではありません。2019年に「キュープラザ池袋」、2020年に「ハレザ池袋」が開業しました。
どちらも大型の映画館が入っており、ハレザ池袋にはミュージカルや演劇を行う劇場、音楽ライブやⅤチューバーによるライブ、CGライブが開催される劇場もあり、新たなカルチャーを創造する地となっています。
●3-3.これから完成予定の再開発もめじろ押し
3-3-1.東池袋4丁目2番街区地区再開発事業について
現在、建設中の「東池袋4丁目2番街区地区再開発事業」は、東池袋駅と直結の住宅・店舗・事務所、子育て支援施設が入る複合施設計画となっています。
住戸部分は野村不動産のマンションシリーズ「プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ」となっています。
3-3-2.南池袋2丁目C地区計画について
また、東池袋駅周辺の再開発は東池袋4丁目だけではありません。
東池袋駅周辺には地上52階建てのツインタワーマンションが建設中の「南池袋2丁目C地区計画」、57階建てのタワーマンション・商業施設・オフィスが建設予定の「南池袋2丁目B地区計画」も進行中です。
3-3-3.東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業について
さらに、オフィスを主体とし、文化体験施設やイベントホールなども入る超高層ビルを計画している「東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業」も2022年の着工を予定しており、「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の街区再編街づくり制度を利用した再開発がめじろ押しです。
今までの治安が悪い繁華街のイメージから、居住地としても人気の街へ変化していくことが予想されます。
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