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M-1決勝前におさらい!

No.1は令和ロマン! 元芸人が準々決勝で敗退した全ネタにひとことレビュー

ヒコロヒーとみなみかわにぶるファー吉岡、ユニットコンビのミスとは

76.ネイチャーバーガー…「パパ活やってる子は許せない」
ボケの人が終始怒っている印象。こういう怒りがメインの漫才はかなり難しく、独自の価値観で怒らないと笑いに繋がりづらい。このコンビのボケはまだボケになり切れてなく普通に怒っている人に聞こえてしまう。

77.ハイツ友の会…「学校の先生に変な人が多い」
とくにつっこむわけでもなく、ボケを広げるひとことを言って次にいくというスタイルなので、ひとブロック毎に笑いが収束してしまうが欠点。ボケの目の付け所とキャラクターが良いので、笑いの継続が出来る形を見つけて欲しい。

78.パンプキンポテトフライ…「TPOに応じて名前を変えている」
ダラっとしながら秀逸なツッコミで笑いを取るタイプは、昔だったら希少な存在だが今は結構いるので、ボケが何かしら特徴を出す必要あり。ツッコミのキャラクターが抜群なだけにボケ単体でも笑いをとれるようになるとさらに良い。

79.ヒコロヒーとみなみかわ…「道で声を掛けられたときの対処法」
ヒコロヒーのキャラのせいなのか、えらくテンションが低く、声も小さいが為にお客さんは何を言ってるか聞き取ろうとして、笑いをこらえるという悪循環になってしまい、全体的に笑いが小さくなっている。漫才という事で割り切って本来のキャラとは違う、大声キャラでやってみても良かったと思う。

80.ビスケットブラザーズ…「女の子が脈アリかナシか判断してほしい」
ネタの入りで奇抜なタイプの漫才師かと思ったが、ネタが始まるといたってオーソドックスなスタイルの漫才だった。見た目に特徴がある2人だけに、舞台上を駆け回るような漫才の方が似合っている気がする。

81.フースーヤ…「いつか料理番組をやってみたい」
漫才かと思いきや、メインは不思議な2人のリズムボケ。ノリも良く、ボケの内容も面白いので最後まで見れるが、途中途中に垣間見える普通のツッコミや喋りはいらない気がする。

82.ブラゴーリ…「最強の動物は何か?」
本人たちが動物になり切って戦うという設定は良い。ただ戦い方が一辺倒なので、最初の戦いに入り込めない人は最後まで入り込めない。後半の展開は良かったので、戦い方自体に変化をつけて入り込めていない人でも笑えるようにした方が良い。

83.ぶるファー吉岡…「パンティは本当に女性が自分で履き始めたのか?」
ネタの発想やボケはとてもぶっ飛んでいて面白いが、漫才というよりは各々が順番でセリフを言っているお芝居のように見えてしまった。さらに紺野さんの相槌など、アドリブの部分がおざなりになっていたので、漫才力の強化が必須。

84.ポンループ…「サイズが小さいパンティが伸びない」
テンション高い系ボケでひたすら叫んでいるので、ボケが聞こえづらいタイミングがある。さらにテンポも早いので聞こえなかったら一気に置いて行かれてしまう。緊張感が出ていたのでもう少し場慣れが必要かも。

85.ママタルト…「うどん屋の店長をやってみたい」
基本的にはツッコミで笑いと取るスタイルで、しかもオリジナリティのあるツッコミなので面白い。だがボケで笑いを取る際に、見た目のインパクトを活かさずボケの面白さだけで勝負しているのが勿体ない。せっかくなら見た目に合ったボケがもう少し欲しかった。

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