トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > No.1は令和ロマン!
M-1決勝前におさらい!

No.1は令和ロマン! 元芸人が準々決勝で敗退した全ネタにひとことレビュー

コットンにコマンダンテ、三遊間、決勝が狙えるコンビ続出

26.くらげ…「将来映画に出てみたい」
くらげさんは前回の敗者復活戦で拝見し、面白いコンビだと記憶していたが、この1年でボケとツッコミが逆になっており少々驚いた。なぜ逆になったのか理由はわからないが、この準々決勝の形はとても普通に見えてしまい、あまり特筆するような事は無い。また以前のようなネタが見たい。

27.黒帯…「イルカショーをやってみたい」
緊張せずに舞台慣れしているように見えた反面、少しダラっとしているように見えてしまったのが残念。個人のキャラクターでオリジナリティを出しているが、万人受けするキャラでは無い気がするので、まだキャラの修正が出来るなら万人受けするキャラに変え優勝を目指してほしい。

28.軍艦…「つい最近忍者を見た」
見た目のダラっとした感じとは違い、一生懸命練習した通りに漫才をやっているように見えた。圧倒的に経験値が少なく感じたので、ネタの修正というよりは、まずは場数を踏むことがこのコンビには必要だと感じた。

29.ケビンス…「将来、ロケ番組をやってみたい」
ボケのほうの見た目とキャラクターがマッチしており、登場してすぐ面白い。こういうボケはツッコミが上手く操縦しているように見えると更に面白く見えるので、ツッコミが振り回されるだけではなく、操っている感が出るとより良い漫才になる。

30.コットン…「もし女の子に生まれていたらバスガイドをやっていた」
誰にでも愛されるボケキャラと、好感度が高そうなツッコミ。2人のキャラクターバランスが良いだけに、ネタがベタ過ぎたことが少し残念に思えた。ボケは動きで笑わせられるタイプだと思うので、言葉のボケより動きのボケを増やしたほうが良い。

31.コマンダンテ…「茶道部をやってみたかった」
お客さんを引き込む技術は一級品で、ネタの抑揚もしっかりと使っており、完成度はかなり高い。若者向けのボケが多いので、老若男女を笑わせられる分かりやすいボケがあれば決勝進出も夢ではない。

32.さすらいラビー…「大学の合格発表」
ツッコミとボケの見た目のバランスが抜群に良く、ボケはセリフも本人に合っているので違和感がないが、ツッコミがオーソドックス過ぎて個性が感じられなかった。変なことをしろというわけではなく、自分を客観視してどういうツッコミが似合うかを研究するべき。

33.侍スライス…「気配を消すという特技」
2人の見た目はキャラクターが立っていて良いが、喋り方の素人感とスタート時に意味の無いセリフが入っていたのが残念。ネタの展開はとても面白いので、ツッコミの人のリアクションにバリエーションがあればさらに面白くなるはず。

34.三遊間…「お前、違法アップロードでドラマを見てるな」
ネタの展開がお客さんの想像を良い意味で裏切っており、思いもよらない方向へ行ったのは秀逸。ひとつひとつの小ネタもきちんと笑いを取っているので特に悪い点は見つからなかったが、大ボケがなく小ボケで成立しているようなネタなので、後半にボケの畳みかけがあるとネタに緩急がついて良かった。

35.GAG…「張り込み中の刑事」
3人共強めのキャラ設定なので、見る人によってはすぐにお腹いっぱいなる可能性あり。一番ウケたところはツッコミがキャラを外してベタに突っ込んでいるところなので、ツッコミのキャラは必要無い気がする。

1234567891011
ページ上部へ戻る

配給映画