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TBSは空気が読めてない? 乃木坂46『レコ大』受賞曲をファンが不思議に思うワケ

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山下美月(乃木坂46公式サイトより)

 2021年の『日本レコード大賞』候補となる『優秀作品賞』を受賞したアーティストが12月7日、都内で行われた記者会見に出席した。『ごめんねFingers crossed』で同賞を受賞した乃木坂46では、キャプテンの秋元真夏、副キャプテンの梅澤美波、同曲でセンターを務めた遠藤さくらが出席している。

「梅澤は副キャプテン就任後、初の大仕事となりましたね。会見中に、同じ優秀作品賞を受賞したAKB48、NiziU、乃木坂46に、お互いのグループに意識することはあるかという答えづらい質問が記者から上がりました。それに対して梅澤は、『AKB48さんもNiziUさんも日々テレビで素敵なパフォーマンスをされているところをお見かけするので、当日のパフォーマンスも楽しみですし、同じステージに立てるというだけでも嬉しく思います』と完璧回答。副キャプテンとしてやはり頼れるなという印象を受けましたね」(芸能ライター)

 記者のこの意地悪な質問に会場では眉を潜めた人もいたというが、梅澤は見事な対応を見せたようだ。

「レコード大賞で今回、優秀作品賞を受賞した女性グループはAKB48、NiziU、乃木坂46のみで、乃木坂46の妹グループである櫻坂46と日向坂46は受賞に至りませんでした。さまざまなコンセプトのグループがいる中で、すべての坂道グループが圧倒的な注目を独占するというのはやはり難しいのかも知れません。そうなると、過去に2回もレコード大賞を受賞した乃木坂46の貫禄をやはり思い知らされます」(同)

 しかし、そんな乃木坂46の今回受賞作が『ごめんねFingers Crossed』であることについてはファンから疑問視する声が多く上がっているという。

「配信、CD売り上げ共に今年一番成績が良かったのは『僕は僕を好きになる』でした。また、 レコード大賞はTBS系で放送されますが、 山下は今年4月期に放送された同局のドラマ『着飾る恋には理由がなくて』に出演していました。 そういう意味では山下がセンターである『僕は僕を好きになる』 が受賞するのが妥当ではないかという意見が多いのです。 しかし振り返ってみれば、 これまで優秀作品賞受賞作品と一番売れたシングルが同じだったことは2019年の『SingOut!』のみですから、ことさら不自然だとは言えませんが」(アイドル誌ライター)

 乃木坂46は過去に2度レコード大賞を受賞しているが、『インフルエンサー』が受賞した2017年は『いつかできるから今日できる』が、『シンクロニシティ』が受賞の2018年は『帰り道は遠回りしたくなる』がそれぞれグループで一番売れたシングルだった。とはいえ、TBSが自局のドラマのことまで頭が回っていなかったとしたらお粗末な限り。

「現在、どのアーティストがレコード大賞を受賞するのかということについて予想合戦が白熱しています。ツイッターや掲示板などで様子を見る限り、LiSA、NiziU、Awesome City Club、乃木坂46を挙げる人が多い。その中でも、すでに受賞経験のあるLiSAと乃木坂46の一騎打ちなのではないかという声が目立ちますね」(前出・芸能ライター)

 年の瀬の恒例行事『日本レコード大賞』。今年はどんな結果が待っているのだろうか。

※記事の初出時、一部に誤りがありましたので訂正いたしました。ご迷惑をおかけした読者の皆さま、ならびに関係者各位にお詫びを申し上げます。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/12/13 15:28
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