氷川きよしを推す声続出! 今年の『レコ大』“本命不在”とスタッフの本音
#レコード大賞 #氷川きよし
12月30日にTBS系で放送される『第63回 輝く!日本レコード大賞』。今年は“本命不在”の大混戦となっているが、現場スタッフからは、氷川きよしの大賞受賞を願う声が続出しているという。
今年、大賞候補となる優秀作品賞を受賞したのは、LiSA『炎』、純烈『君がそばにいるから』、乃木坂46『ごめんねFingers crossed』、NiziU『Take a picture』、氷川きよし『Happy!』、Awesome City Club『勿忘』など10組。ある音楽関係者はこう話す。
「今年は1年を象徴するようなヒット曲もないので、誰が大賞を獲ってもおかしくない状況。こういうときは往々にして、“政治的ジャッジ”によって大賞が決まることが多いんです。だから、一部では今年はデビュー10周年である乃木坂46が“ご祝儀”的な感じで、大賞を取るのではないかとも囁かれています」
しかし、現場で番組を制作するスタッフたちの間では、氷川きよしにこそ大賞を獲ってほしいという声があるという。
「氷川さんは、2000年にレコード大賞の最優秀新人賞を獲得し、その翌年から今年までずっと、大賞候補としてノミネートしています。そのなかで大賞を獲ったのは2006年の1回のみ。そこからすでに15年経っているわけですからね。現場スタッフの間では、そろそろ氷川さんが2回目の大賞を獲ってもいいのではないかという空気が流れているそうです」(同)
また、氷川はスタッフ受けもすこぶるいいというのだ。
「氷川さんは、すでに超がつくほどの大物演歌歌手ですが、だからといってエラそうになることもなく、現場の制作スタッフとフレンドリーに接しています。現場のスタッフとの関係性も良くて、みんな氷川さんのファンのような感じなんです。だからこそ、みんな氷川さんに大賞を獲って欲しいと願っているんです」(制作会社スタッフ)
ただ、現場は“氷川推し”だったとしても、その意向が審査につながらないのがレコード大賞だ。
「レコード大賞の場合、番組制作スタッフと審査員は、完全に別物なんですよ。“テレビ的”といった観点で賞が決まることもないし、現場スタッフが推しているからといって、有利になるわけではない。審査は完全に審査員たちが密室で行っていて、それ以外のスタッフの介在する余地はまったくないし、現場スタッフは審査の行方もまったく知らないのです」(レコード会社関係者)
年々、その権威が失われていると言われるレコード大賞。大賞にふさわしい楽曲がないのなら、番組貢献度が高く、スタッフからも愛される氷川きよしが報われてもいいはずだが……。
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