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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 政治家たちの常識はずれな“会合費”

麻生太郎はイタリアンに76万…政治家たちの常識はずれな“会合費”、その明細

麻生太郎は1年で1400万円…政治家たちの多額な“飲食代”ズラリ

 さて、日本でもアフリカ由来の「オミクロン株」が次々に発見されている。

 感染力は? 死亡率は? わからないことばかりだが、冬本番を迎えて心配である。

 新潮は、国内感染を完全に食い止めるのは無理だが、これまで通りの感染対策をしていれば、未知のウイルスとは違うので、第6波がきてもそれほど心配ないといっている。

 一方ポストのほうは、オミクロン株で1月7日には感染者が1万人になると報じている。

 今年は正月三が日明けに、感染者数が急増した。1月7日には東京で初めて1日の感染者が2000人を超え、1都3県に緊急事態宣言が発令されたが、来年はもっとすごいことになるという。

 ナビタスクリニックの久住英二理事長はこう見ている。

「感染者の増減は、変異株ごとに4か月空けて繰り返している。直近では9月ごろにピークアウトしたので、今年も1年前と同様、年明け頃に感染者が増えると見ています。
 昨年と違って今年はワクチン接種が進んでいますが、ブレイクスルー感染は無症状が多いため、実際の感染者数や感染経路の把握は困難でしょう。」

 医療経済ジャーナリストの室井一辰は、「感染者数よりも重症化率で考えるべきで、パニックにならないように」と念押しした上で、こう警戒を促す。

「今年は忘年会や帰省といったコロナ前の年末年始の生活様式に戻りつつあります。そのため、昨年同様、仕事始めから感染者数が増えてくるでしょう。あまり考えたくはないですが、感染症対策の意識が低下し、欧米と同レベルに下がると、全国で1日1万人くらいになっても不思議ではない」

 では、オミクロン株のワクチンはいつ打てるのか?

 オミクロン株をベースにした新しいワクチンの開発も進んでいる。ファイザーは新しいワクチンを100日以内、モデルナは来年初めにも供給できると宣言している。

 長崎大学大学院の森内浩幸教授はこう話す。

「現行のワクチンと同様、日本に入ってくるのは相当先になるでしょう。開発国が先で、次に被害が深刻なEU諸国・イギリスに送り、日本はその後で半年以上、先になると思います」

 まあ、用心する木に花が咲くだ。

 お次もポストの得意技である、政治家たちの無駄遣い追及記事。

 これを読んで腹の立たない有権者はいないだろう。

 ポストは総務省が11月26日に公表した国会議員の資金管理団体や関連政治団体の昨年(令和2年)分の政治資金収支報告書を精査し、飲食代や会合費などの名目で多数多額の支払いが行われていたことを突き止めたという。

 例をあげれば、緊急事態宣言の最中、コロナ担当相として連日会見を開いていた西村康稔経済再生相(当時)は、懐石「宋胡」(4月10日)など同じ日に4件分の飲食代を収支報告書に記載していた。

 緊急事態宣言後に一旦沈静化するかに思えた感染者は秋から再び急増し、西村担当相は「この3週間が勝負だ」と国民に外出自粛と感染対策強化を要請していた。

「だが、当の西村氏はこの『勝負の3週間』(11月25日~12月16日)に政治資金パーティー(12月7日)を開いていたばかりか、12月10日にはワトルトウキョウ(オーストラリア料理)、世良田(焼き鳥)、東急ホテルズの3件の飲食代を記載していたことが分かった。

 飲食代について西村事務所は、『報告書の日付は代金の支払い日。利用した日は緊急事態宣言中や勝負の3週間ではありません』と説明するが、いつ店に行ったかの正確な日付を調べるのに時間が必要という」(ポスト)

 茂木敏充・自民党幹事長(当時は外相)も負けてはいないようだ。

「宣言中には京料理『花郷』(約10万円)、フレンチ『エスプリ食堂』(約25万円)、洋食『東洋軒』(約13万円)など6件、『勝負の3週間』にも鳥料理『鷹匠 壽』(13万円)、ふぐ料理『下関春帆楼 東京店』(約17万円)、海鮮料理『博多田中田』(約24万円)など7件を記載し高額な『会合費』の支払いが多い」(同)

 だが、飲食代の高額なことでは麻生太郎自民党副総裁(当時は副総理)の右に出る政治家はないという。

「緊急事態宣言が出された直後の4月9日に『帝国ホテル』(約43万円)、洋食『宗家源吉兆庵』(約7万円)、地中海料理『プリオレストランアンドウエディングス』(6万円)と『会合費』に1日で約57万円支払ったのをはじめ、年末にかけての『勝負の3週間』にも『プリンスホテル』(約48万円)、イタリアン『フィオレンティーナ』 (約76万円)など高額な支出が目立つ。年間の会合費は134件で1400万円以上を使っていた」(同)

 バレンタインの義理チョコに27万円も支出していた議員先生もいるという。

 こんな連中にこの国のかじ取りを任せておいていいはずがない。

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