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『最愛』クライマックスまで残り2話で視聴者混乱 “容疑者”が匂わせツイートも?

あと2話でどうまとめる?

 2014年に同枠で放送された『Nのために』(TBS系)と脚本や演出など、ほぼ同じスタッフが集結していることから、作品の雰囲気や過去と現在へ繋がるストーリー展開などが似ていると、放送開始直後から話題だった。

「10年前に起きた夫婦の殺人事件の真相を紐解いていった『Nのために』は、愛するがゆえの殺人、自殺、罪を被るという結末でした。ギャラクシー賞の月間賞や、ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀作品賞なども受賞しています。『最愛』も、視聴率は相変わらず横ばいですが、周囲での評判はすこぶるいい。家族、恋人、会社、自分への複雑な愛が交錯しているので、あと残り2話でどの様にまとめるのか気になりますよね。第1話の冒頭では、手に血がついている梨央が連行されるシーンを映していたわけですし、まだまだ回収されていない伏線が多くて、ストーリーが進むごとに視聴者は混乱ですよ(笑)」(既出・ライター)

 サスペンスの部分は深みを増している一方、ラブの部分は穏やかに育まれている。

 第8話の中盤、大輝は「2人で考えんか? これからのこと」と想いを伝え、それに「私も同じこと思っとった。事件解決して、薬できたらその時いおうって思っとった」と応えた梨央。

 それが今ではないことを2人は受け入れ、未来を見つめているが、“その時”は最終回を前に訪れるのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/12/06 21:00
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