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日刊サイゾー トップ  > 「カレー味カップ麺」スパイスがヤバすぎた!

ココイチ「とび辛」は「ぶっとび辛」に!「カレー味カップ麺」新3商品はスパイスが本格的すぎた

ありそでなかった鴨とカレーの組み合わせ!東洋水産「鴨だしカレーうどん」

ココイチ「とび辛」は「ぶっとび辛」に!「カレー味カップ麺」新3商品はスパイスが本格的すぎたの画像12
東洋水産「鴨だしカレーうどん」(2021年11月1日発売)

 最後は、東洋水産の「鴨だしカレーうどん」193円(税別)。東洋水産の大定番和風カップ麺シリーズ「赤いきつねと緑のたぬき」の派生商品です。このパッケージデザインを見ただけで、あまりの鉄板ぶりに勝利を確信する方も多いのでは。

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「鴨だし」と「カレー」の組み合わせ

 ただ、ちょっと待って下さい。「鴨だし」も「カレー」も「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズではよく見る味ですが、この両者を組み合わせるというのはありそでなかったし、よくよく考えると世間的にもあまり見ないマッチングのように思います。

 安定の鉄板シリーズなので安心しきっていましたが、結構ファンキーな組み合わせに不安になってきませんか?

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カレー味のつゆにいつもの麺と鶏団子などの組み合わせ

 鴨だしを効かせたカレー味のつゆに、太め油揚げ麺のうどんと、鶏団子やねぎが合わせられています。「赤いきつねうどん」の麺と同じ、縮れの強い幅広の麺は「赤いきつね」そのものですが、具の鶏団子とねぎは量が少なく、「赤いきつね」の大きくて甘いお揚げのような存在感はありません。

 カレー味のつゆだとどろどろしているものも多いですが、今回はカレー味としてはめずらしく澄んでいます。スパイス感は多少あるものの辛さはほとんどなく、甘み強めのマイルド系。カレーは多少薄いくらいではどうしても主張が強くなってしまいますが、今回は少しスパイスが香る程度で、鴨だしとのバランスを強く意識していることが窺えます。

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鴨だし重視の澄んだつゆ

 カレー味がそれほど強くないので、鴨だしをしっかり感じ取ることができます。また、ローストされた鴨油の香ばしさも光り、スパイスの香りを下支えに鴨だしと鴨油が主役のつゆとなっていました。これくらいのスパイス感なら、鴨とカレーの相性は決して悪くありません。

 先ほどファンキーな組み合わせだ! と不安を煽ってしまいましたが、カレー店などでは「鴨」と「カレー」の組み合わせは変わり種メニューとして供されることがあり、特に鴨肉カレーは人気メニューであることが多いようです。

カレーのカップ麺であたたまろう!

 ひとえにカレー味のカップ麺と言っても、今回の3品はそれぞれにまったくキャラクターが異なっており、別々の魅力を見出すことができました。特に「一平ちゃん」と「ココイチ」はスパイス感が強く、食べると体の内側から温まってきます。これからの季節向きの暖を取れる一杯ではないでしょうか。

オサーン(カップ麺ライター)

カップ麺ブロガー&ライター。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。@ossern「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」

おさーん

最終更新:2023/02/27 21:19
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