伊沢拓司&鈴木福、白血病啓発イベントでクイズ対決 まさかの同点で“クイズ王”の座危うし?
#イベント #鈴木福 #伊沢拓司
クイズを通して慢性骨髄性白血病(以下、CML)への理解を深めるイベント「C.M.L.PROJECT~ちゃんと・学んで・リンクする~」が、11月25日に開催された。
『東大王』(TBS系)出身で、クイズ王として大活躍中の伊沢拓司さんと、俳優の鈴木福さんがイベントに登壇。伊沢さんが代表を務める「QuizKnock」は、このプロジェクトのために制作されたYouTubeのクイズ動画を監修したという。イベントでは、伊沢さんと鈴木さんがそのクイズに挑戦した。
「CLM(慢性骨髄性白血病)患者への理解を広げるきっかけに」
白血病の一種であるCML は、約10万人に1~2人の頻度で発症する“血液のがん”。なんらかの原因によりがん化した血液細胞(白血病細胞)が骨髄の中で増殖していく病気だ。およそ5年かけて白血病細胞が骨髄と血液の中でゆっくりと増える「慢性期」を経て、悪性化した細胞の増加を伴う「移行期」「急性期」と進行していくのが特徴だ。
移行期・急性期では、数カ月のうちに血液細胞の機能が失われて症状が急速に悪化するため、治療では可能な限り慢性期の早い段階で白血病細胞の増殖を抑え、進行を防ぐことが大切とされる。
現在、多くの患者が仕事をしながらほぼ普通の生活を送っているが、社会におけるCML への理解は十分ではなく、患者さんの症状や状況に対する誤解が生じることも少なくないという。
そこでクイズでCMLという病を理解する新しいアプローチとして、9月22日の「世界CML デー」に「C.M.L.PROJECT~ちゃんと・学んで・リンクする~」がスタート。
「QuizKnock」メンバーで、動画出演や企画などを行っているこうちゃんさんが、CMLの患者・家族の会「いずみの会」や、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院科長・南陽介氏と共同でクイズを制作した。
今回のイベントでは、クイズの内容について何も知らされていない伊沢拓司さんと鈴木福さんがクイズに挑戦。
イベント冒頭、「QuizKnock」を率いる伊沢拓司さんは「今回はちゃんと学んでリンクするがテーマなので、まず学んで、学んだあとに僕たちにできる発信などをやっていくことがゴール。この時間は、まずしっかり頭に知識を入れたいなと思います」と、意気込みを語った。
「白血病を大きく2種類に分けると、〇〇白血病と〇〇白血病。それぞれの〇〇に入る漢字2文字の言葉は何?」「10代がかかるがんの中で、白血病が占める割合は何位か」など、○×形式や選択、記述問題といった形式のクイズ「7問」が出題され、伊沢拓司さん、鈴木さんともに「5問正解」という結果に。
鈴木福さんは、「自分が正解した問題も改めて解説してもらうと発見が多くて、すごく勉強になりました」とのことで、伊沢拓司さんも「確信を持って回答できたものはあまりなかったですね」と振り返った。
さらに、鈴木福さんは「10代でもリスクのある病気ですし、今回クイズに挑戦したことでより興味を持てたので、皆さんにぜひチャレンジしていただきたいです。僕らが楽しく知識をつけて興味の輪が広がれば、よりいい未来が待っているんじゃないかなと思いました」とコメント。
クイズを作成したこうちゃんさんは、「ネットでいろんな情報がすでに見られる時代で、情報に触れる機会も多いからこそ、正しい情報に触れることがすごく大事。このクイズを通して考えるきっかけになれば」と、メッセージを送った。
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