『恋です!』好評の日テレ水10ドラマ、高畑充希の『ムチャブリ!』で完全復活か
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高畑充希が、来年1月期に放送される日本テレビ系「水曜ドラマ」(水10ドラマ)枠の連ドラ『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』で主演を務めることが決定した。同枠は、夏クールの『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』、現在放送中の『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』と2クール連続で視聴者満足度の高い良作が続いており、今作にも注目が集まっている。
『ムチャブリ!』は、ベンチャー企業で社長秘書として働く「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」主人公・高梨雛子(高畑)が、直感で動くカリスマ社長から「子会社の社長就任」という“ムチャブリ”をされ、悪戦苦闘するというオリジナルストーリー。「お仕事エンターテインメント」と銘打たれているが、カリスマ社長と生意気な年下イケメン部下との間で揺れ動くロマンス要素もあるようで、「ナマイキ部下」の役は志尊淳が務めることが発表されている。
この「水10ドラマ」枠で高畑は、2017年に『過保護のカホコ』、2019年に『同期のサクラ』に主演。いずれの作品も視聴率や評価が高く、同枠との相性は抜群といえる。高畑にとっても「水10ドラマ」は特別な思い入れがあるようで、今作の発表に際して「30歳の節目の年に、大切な思い出が沢山ある水10ドラマに参加出来ること、とても幸せに思います」とコメントを寄せている。
日テレの「水10ドラマ」といえば、過去に『家政婦のミタ』(2011年)や『ハケンの品格』(2007年)、『14歳の母』(2006年)などの大ヒット作を生み出してきた由緒ある枠だ。しかし、近年はヒット作が減少。昨夏の『私たちはどうかしている』を皮切りに『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』『恋はDeepに』と、世帯視聴率の全話平均がひとケタに終わる作品が4作連続で続き、視聴者からの評価もいまひとつ伸び悩むなど低迷していた。
その流れを変えたのが、戸田恵梨香と永野芽郁がW主演した『ハコヅメ』だ。オリンピック期間と重なった不利があった上に、永野の新型コロナ感染で撮影が休止したことで2週にわたって総集編的な回をはさんだにもかかわらず、全話平均世帯視聴率は11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と久々に二桁に乗った。
さらに、オリコンが発表している「ドラマ満足度調査」では、初回から満足度95ポイント(100ポイント満点)を獲得。以降も好調をキープし、最終話で100ポイント満点の快挙を達成した。視聴率で上回るTBS系日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の最終回の99ポイントを抜いて、今年の夏ドラマ1位に輝いている。
現在放送中の『恋です!』は毎回の視聴率こそ8~9%で二桁に届かないものの、こちらも「ドラマ満足度調査」での評価は高い。初回で81ポイントを記録すると、第3話で98ポイントと満点寸前まで上昇し、その後も90ポイント台後半を維持。吉高由里子主演の『最愛』(TBS系)が猛追しているが、『恋です!』は6話目までで通算3度の首位を獲得しているのだ。
今クールは、視聴率的には『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)と『日本沈没ー希望のひとー』(TBS系)のツートップが突出しているのだが、ドラマ満足度では『恋です!』がその二強を大きく上回る評価を得ている。また、25日にドラマ情報Webマガジン「TVマガ」が発表したアンケート企画「最終回まで見届けたい秋ドラマ」ランキングでも、『恋です!』は『最愛』を抑えて1位に選ばれている。
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