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渡部建は正直、テレビ復帰を焦ってはいない? 宮迫博之とは対照的なスキャンダル芸人の今

渡部建は正直、テレビ復帰を焦ってはいない? 宮迫博之とは対照的なスキャンダル芸人の今の画像1
(右)渡部建(Getty Images)/(左)宮迫博之

 2020年6月の不倫報道以来、芸能活動を休止し、いまだ音沙汰がないアンジャッシュの渡部建。その近況を、11月25日発売の『女性セブン』が報じている。

 妻の佐々木希がテレビや舞台に出演したりと順調に芸能活動を続けているなか、渡部は必然的に“主夫”業を受け持ち、サポートをしているとのこと。現状では、この状態で家庭がうまく回っているので、佐々木としても渡部の復帰を急いではいないというのだ。

「渡部さんはテレビ復帰の企画が何度も浮上しつつも、いずれもポシャっている状態です。業界内では、渡部さんを復帰させたいと思っている関係者は少なくない。渡部さんが本気で復帰を望んで動き出せば、芸能活動を再開すること自体はそう難しくはないでしょう。ただ、そうすれば渡部さんがまたバッシングを受けまくるのは火を見るよりも明らか。佐々木さんの所属事務所としては、せっかく仕事がうまくいっているなかで、余計なことをしてほしくないというのが本音でしょうね。家族のことを考えれば、佐々木さんはもちろん、渡部さん自身も復帰をそこまで急いではいないのかも知れません」(芸能事務所関係者)

 渡部と同じく、テレビ復帰できない状態が続いてるのが、元雨上がり決死隊の宮迫博之だ。2019年6月に闇営業騒動が発覚したことで、吉本興業を退社し芸能活動を自粛。現在はYouTuberとして活動しているが、そちらも雲行きが怪しくなっている。

「YouTuberのヒカルと共同経営する予定だった焼肉店『牛宮城』は、ヒカルが撤退したことでピンチに陥っています。焼肉店オープンのために、“本業”である動画の更新頻度まで下げたというのに、なかなか難しい状態ですよね……」(メディア関係者)

 今夏放送された『アメトーーク』(テレビ朝日系)の特番で雨上がり決死隊が解散を報告した際、蛍原徹は吹っ切れた表情だったのに対し、宮迫はコンビ活動に未練タラタラの様子だった。コンビ再結成やテレビへの出演をいまなお望んでいるのだろうか。

「宮迫さん本人は、すぐにでもテレビの仕事をしたいと思っているみたいですが、まあ当分は無理。宮迫さんの場合、完全に吉本興業を敵に回して辞めている状態なので、吉本が絡んでいる番組に出演するのはほぼ不可能です。おそらく、あと6~7年は復帰できないのではないでしょうか」(メディア関係者)

 吉本興業を退社したあと、長くテレビ界に復帰できなかった芸人といえば、極楽とんぼの山本圭壱が思い出される。

「山本さんは、現・吉本興業ホールディングス会長の大崎洋さんからの反発を受けて、長年にわたって復帰できなかったと言われていますね。山本さんは吉本に復帰するまで10年かかったので、大崎さんに楯突いた宮迫さんも10年くらいは戻れないと思ってもおかしくはありません」(同)

 吉本を辞めたあとの山本は、宮崎県に移り住み、一般の仕事をして生活し、その後フリーとして芸能活動を経て、ようやく吉本に復帰している。

「宮迫さんは、とりあえずYouTubeを拠点にするでしょうが、そっちの収益も落ちてきているので、次なるビジョンを考える必要がありそうですね。それこそ、吉本の息がかかっていない地方局の番組に出るという可能性もありますが、いまは47都道府県に吉本の“住みます芸人”がいて地方局と密な関係を築いていますから、そこに割って入るのも簡単ではない。いつか大崎会長が許してくれる瞬間をただただ待つしかないのかもしれません」(同)

 意外とのほほんとしていそうな渡部と、まだまだ厳しい状況が続いている宮迫。かつて天下を取った2人の芸人が再びテレビで活躍する日が来るのは、まだ少し、先になりそうだ。

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2021/11/27 19:00
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