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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > 高山一実が「第2の朝日奈央」になれそうな理由

乃木坂46卒業の高山一実がバラエティ本格参戦で「第2の朝日奈央」になれそうな理由

高山一実Instagram(@takayama.kazumi.official

 アイドルのグループ卒業はファンにとって悲しいニュースだが、ポテンシャルを秘めたメンバーにとっては、活動範囲の広がる大きなチャンス。つい先日、乃木坂46から卒業した高山一実にも、業界から熱い視線が送られている。

「グループでも人気メンバーだった高山は、在籍時からソロでも活躍。『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)や『オールスター後夜祭』(TBS系)では立派にMCを務めていました。とはいえ本人は、優等生や秀才タイプではなく、完全に天然キャラなんです。学生時代は剣道に打ち込み、体育会系の顔を持つ一方で、デビュー小説がベストセラーになった経験もあり、その才能はオールマイティー。芸人との相性も良く、卒業を機に声がかかる場面が増えそうです」(芸能誌記者)

 乃木坂のメンバーとしてコンサートや舞台などで場数を踏み、1期生として後輩を見守りながらグループの成長に貢献してきたという経験も豊富。さらに「乃木坂46」というグループが抱える特殊な事情も、高山が引っ張りだこになる状況を後押しするという。

「グループアイドルからは、峯岸みなみ(AKB48)、西野未姫(同)、渋谷凪咲(NMB48)、菊地亜美(アイドリング!!!)など、売れっ子タレントが生まれるのが常。元アイドリング!!! の朝日奈央がその出世頭でしょう。一方、乃木坂はバラエティには今ひとつ弱く、現在頑張っているのは生駒里奈、秋元真夏くらい。まもなく乃木坂を卒業する生田絵梨花もピンでバラエティができる数少ないメンバーですが、音大出身の彼女の“本命”はミュージカルです。そのため、高山がバラエティに進出しても“元同僚”とバッティングしないのも強みのひとつ。これまでにもバナナマン、有吉弘行、さまぁ~ずといった超売れっ子芸人とも仕事をしてきており、正直、死角が見当たりません」(バラエティ番組制作関係者)

 乃木坂のシングルでセンターポジションに抜擢されることはついぞなかった高山だが、バラエティ界ではセンターに立つことになるのかもしれない。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2021/11/25 19:00
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