乃木坂46史上最大の10thバスラ、神奈川県の「日産スタジアム」で懸念される“難題”って?
#日産スタジアム
11月20日の『乃木坂46真夏の全国ツアー2021 FINAL!』にて、2022年5月に日産スタジアムで乃木坂46の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」(通称:バスラ)が2日間の日程で行われることが発表された。
「これまで、B‘zやL’Arc~en~Ciel、サザンオールスターズなど、名だたるアーティストがライブを行ってき日産スタジアムは、7万2000人のキャパがある国内最大規模のライブ会場です。2daysのライブとなると、感染症対策で客席を間引かなければ最大で14万人ほどを動員できる計算になる。乃木坂46は今回の『乃木坂46真夏の全国ツアー2021 FINAL!』を東京ドーム2daysで行っており、12月には生田絵梨花の卒業コンサートが横浜アリーナにて同じく2daysで行われることが決まっています。これほど立て続けに大きな会場を満員にできるのは、絶大な人気の表れと言っていいでしょう」(音楽ライター)
乃木坂46は毎年、デビュー日の2月22日に合わせてバスラを行ってきた。
「今回のバスラが2月ではなく5月になったのは、10周年ということでこれまでより大規模な会場を抑えようと調整した結果のようです。乃木坂46は2018年に神宮球場と秩父宮ラグビー場の2会場同時併催ライブを3daysで行い、合計18万人を動員した実績があるため、日産スタジアム2daysも余裕で満員にできるでしょう」(前出・音楽ライター)
日産スタジアムでのライブ開催にファンからは喜びの声が上がっているが、まだひとつ懸念点があるという。
「乃木坂46に限らず、アイドルのライブといえば、観客のコールが必要不可欠です。しかし、コロナ禍でやっと有観客ライブができるようになったものの、まだ客の発声は禁止されている状態。5月のバスラは乃木坂46史上最大規模で行うので、なんとしてでもコールしたいというファンが多いでしょう。来年5月の感染状況は誰にもわからないことですが、コロナ禍が収束してコールが思う存分できるようになっていればいいんですけどね」(アイドル誌ライター)
乃木坂46のコールには、いろいろな文化があるようだ。
「10周年ということもあり、次の10thバスラは『ぐるぐるカーテン』はもちろん、『おいでシャンプー』や『ハウス!』など、初期の人気曲が多く披露されることが予想されます。『おいでシャンプー』なんかは、間奏の時に同曲でフロントを務めた元メンバーの中田花奈に由来する『ナカダカナシカコール』を行うのが鉄板。彼女の卒業後もこのコールは続いており、これなくしては乃木坂のライブじゃないと思うファンも多いはず。日産スタジアムがある神奈川県の『イベントに係る感染防止対策について』によると、当面の間は“大声なし”ライブの場合は定員まで収容できますが、“大声あり”ライブの場合、定員の半分しか客を入れられないことになっています。せっかく日産スタジアムで行うのですから、収容人数の半分となってしまっては意味がありません。コールを取るか、収容人数を取るかということなら、収容人数を取らざるを得ない状況でしょうから、現時点ではコールを行うことは難しい。ファンはコロナの完全収束を祈るばかりでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
まだ続きそうなコロナ禍で、乃木坂46は過去最大のライブをどう演出するのだろうか。
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