海BBQで3万円、500人以上登録のパパ活LINEも…多様化するギャラ飲み・パパ活事情
#パパ活
ギャラ飲みから“パパ活”へ。謎のグループLINEに加入
帰宅後、連絡先を交換した彼から「今後もこういうの誘っていい?」と聞かれたので、「楽しかったので是非」とスタンプ付きで返す。すると、突然2つのグループLINEに招待された。詳しくは伏せるが、どちらも「ギャラ飲み募集」的なグループ名。唐突なグループ招待に戸惑いつつも、興味本位で2つとも参加してみることにした。
2つのグループLINEにはどちらも500名近くの女性が登録しており、「特定の斡旋者からしか案件を流せないグループ」と、「誰でも案件を流して良いグループ」という違いがある。ここで気になったのが、どちらも“ギャラ飲みグループ”と銘打っておきながら、流れてくる案件の多くが“大人あり”、すなわち、身体の関係ありきの募集なのだ。
そのグループLINEには、ギャラ飲みに誘ってくれたAちゃんもいたので話を聞いてみると、「最近のパパ活は大人ありじゃないと稼げない。しかもかなり可愛い子が、おじさんと1回たったの3万~5万円で寝ている。コロナで稼げなくなったキャバ嬢や、仕事がなくなった地下アイドルの子たちが流れてきているみたい」と答えてくれた。私が参加したゆるいギャラ飲みとは違い、本当に生活に困窮している子たちの行きつく先が“身体ありのパパ活”らしい。昨年炎上した岡村隆史氏の発言が頭をよぎり、胸が痛くなる。
一方で、グループLINEに流れてくる案件の中には、思わずクスッとしてしまうようなものも多かった。例えば、「女の子が最初に3万円もらい、その中から男性にご飯をおごってあげる(3万円から飲食代を差し引いた分が女の子のギャラになる)」というバラエティ番組の企画のような案件や「スタバで1時間話したら5000円分のスタバカードをくれる」という、“スタバ大好きおじさん”案件もあった。
空いた時間で簡単にお金が手に入るパパ活だが、そのリスクは大きい。性交によって対価が発生すれば売春行為になり、斡旋すれば管理売春になる。当然、買った方だけではなく、買われた方も罪に問われることになる。生活が困窮している人は行政の支援を受けられる可能性も高いので、安易に自分の身を危険にさらす前に、一度然るべき機関へ相談に行ってほしい。
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