なぜ今なのか…KAT-TUN、紅白大抜擢の理由は嵐の“バーター”だった?
#ジャニーズ #KAT-TUN #亀梨和也 #NHK紅白歌合戦
年末の『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。DISH//やまふまふ、Awesome City Clubなど10組が初出場するが、その中にKAT-TUNの名前があり、話題となっている。
「例年通り、歌手の選考理由は明らかにされませんが、KAT-TUNは今年デビュー15周年を迎えたこともで選出されたのではないかと言われています。ただそうなると、今年メジャーデビュー10周年のKis-My-Ft2が落ちたことに説明がつかず、キスマイファンが激怒するのも当然のことでしょう。正直、マスコミ関係者の間でも『なんで今、KAT-TUNが?』という疑問の声が挙がっています」(スポーツ新聞記者)
亀梨和也がNHK総合の土曜ドラマ『正義の天秤』に出演するなど、NHKとは良好な関係を保っているKAT-TUNだが、この選考には一悶着あったとか。
「NHKは、KAT-TUNの紅白選出に決して積極的ではなかったんです。脱退した一部メンバーの評判が悪く、紅白にふさわしいイメージではないというのが理由だそう。紅白の出場歌手の発表前後にも、元メンバーの田中聖が『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』という配信企画に参加を表明していました。結果、怪我でドタキャンして騒動になっていましたが、NHKとしてはあまり関与したくないというのが本音でしょう。
『紅白歌合戦』は、かつてのような勢いはないにしても日本で一番有名なテレビ番組であることに変わりはありませんし、出場歌手についてはNHKの上層部も交えながら半年間かけて選考されますから、本来ならばデビュー15周年くらいの話題性だけで出場できるものではないんです。ただ今年は、ジャニーズ事務所からの猛烈な売り込みがあって、KAT-TUNの出場を決定したようで……」(民放関係者)
なぜ、ジャニーズ事務所は今になってKAT-TUNを売り出そうとしているのか?
「藤島ジュリー景子社長の指示のもとで、亀梨の売出しに熱心なんです。亀梨を俳優として活動させながら、司会業やスポーツ関連の仕事も増やそうとしていみたいですね。現在、亀梨が出演している『Going!Sports&News』(日本テレビ系)では、野球関連のコーナーを中心に担当しているのですが、同じ日テレで新しいスポーツ番組を立ち上げる計画があるそうです。その司会を亀梨が担当するという話が出ています。ジャニーズ事務所としては、好感度の高い亀梨を、俳優としてだけでなく司会者としても売り出していきたい考えなのでしょう」(民放関係者)
もちろん、KAT-TUNはまだまだグループとしての商品価値が高いからだという声も。
「KAT-TUNは中丸雄一、上田竜也の2人はそれほどスケジュールが詰まってはいないので、亀梨さえ調整できればグループとして可動しやすいという利点がある。来年以降、ジャニーズは各グループが本格的にコンサートを再開していく予定ですが、KAT-TUNは固定ファンが多いため活動状況に比べて収益も良く、Snow ManやSixTONESなど売り出し中のグループに負けないよう、ファンがグッズを多く購入する傾向にあるというデータも出ているようです。なのでジャニーズは、KAT-TUNを優先して今回の紅白にねじ込んだみたいですね」(民放関係者)
もちろん、KAT-TUNが出場する理由はそれだけではないという話も。
「実はまだ発表されていませんが、嵐の櫻井翔と相葉雅紀を紅白の東京五輪関連コーナーに生出演させるというNHKの意向があるんです。そのためにも、ジャニーズ事務所の“ワガママ”を聞く必要があり、KAT-TUNの出場も上層部からGOサインが出たようです」(民放関係者)
これでは、嵐の“バーター”のような立ち位置になってしまいそうなKAT-TUN。紅白という初の晴れ舞台でその実力を見せつけ、周囲のノイズを蹴散らしてもらいたい。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事