乃木坂46ベストアルバムの「アンダー曲」から見えた、“白石麻衣級”メンバー候補は誰?
乃木坂46史上初のベストアルバムとなる『Time files』の詳細が11月18日に公表された。
『Time files』には新曲がいくつか収録されるが、アンダーメンバーによる『Hard to say』もそのひとつ。
「通常、アンダー曲というのは最新シングルで選抜落ちしたメンバー、いわゆる“アンダー”メンバーによって歌われます。今回の『Hard to say』は、現役メンバーのうち、これまでアンダーを経験したことのあるメンバー全員が参加しているのです。つまり、現在は選抜常連の齋藤飛鳥や梅澤美波なども参加することになります。これは初めての試みで、とても面白い企画だと思いますね」(音楽ライター)
リード曲である『最後のTight Hug』には28thシングルの選抜メンバーが参加しているため、リード曲とアンダー曲の両方に参加するメンバーがいる、ということである。
「ライブでは、過去のアンダー曲を披露する際に、当時アンダーだった現選抜メンバーが登場することがあり、そういった演出はすごく盛り上がるんです。特に、齋藤が初センターを務めたアンダー曲『扇風機』(2015)はライブに欠かせない曲になっています。『こういうアンダーの時代もあったけど、選抜になるまでよく頑張ったな、応援してきてよかった』というファン心理をくすぐるのでしょうか。今回のベストアルバムは乃木坂46の10周年を記念するのなので、アンダー曲も10年の軌跡を残すような形にしたのだと思われます。まだ音源解禁はされていませんが、どんな曲になるのか非常に気になるところです」(前出・音楽ライター)
今回、『Hard to say』に参加しているメンバーは26人。果たして、誰がセンターになるのか気になるところである。
「11月で卒業の寺田蘭世、高山一実、1月末卒業の新内眞衣を除くと現在、乃木坂46には36人が所属しています。今回の『Hard to say』に参加していない、つまりアンダー経験がないメンバーは11人ですね。しかし、4期生の選抜落ちメンバーは前作の28thからアンダーと合流していますので、4期生にアンダー未経験が7名もいるのは当たり前。残りの1~3期で考えれば、アンダー経験がないのは1期生の秋元真夏、生田絵梨花、3期生の与田祐希、山下美月のたった4人です。この4人は毎回選抜というだけでなく、ほぼ毎回『福神』入りしています。とりわけ、与田は選抜10回中7回フロント、山下は8回中6回フロントと驚異の彷彿とさせます。4期生の中でも遠藤さくらと賀喜遥香は加入以後一度も選抜から外れていないので、彼女たちもまた白石のように“伝説”になっていくのかもしれません」(アイドル誌ライター)
概要や音源、MVがだんだんと明らかになってきているベストアルバム。ファンにとっては、全容公開が待ち遠しいことこの上ない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事