優里、曲はヒットも紅白にもレコ大にも「縁がなかった」スキャンダルが大減点に
#NHK紅白歌合戦
大みそかに放送される『第72回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が19日、発表された。
同日に発表された今年の出場組数は紅組22、白組21、特別企画1の計44組。そのうち初出場は、紅組は上白石萌音、Awesome City Club、BiSH、millennium parade×Belle(中村佳穂)の4組。
白組はKAT-TUN、Snow Man、DISH//、平井大、布袋寅泰、まふまふの6組となった。
「このところ、視聴率低迷打開のため、若年層の視聴者の取り込みを目標に掲げているNHK。それだけに、今回、想定外だったのは、いずれもコロナ禍で大ヒット曲となった『うっせぇわ』のAdo、そして『ドライフラワー』の優里の名前がなかったこと。優里が所属するソニー・ミュージックは今年、紅白両軍で11組も出場しているので、社内ではなんとでも枠を調整できたはず」(音楽業界関係者)
優里が紅白初出場とはならなかった理由だが、どうやら、今年2月に発覚した女性スキャンダルで〝大減点〟となってしまったようだ。
「当時、アイドルグループ・Juice=Juiceに所属していた高木紗友希との交際を報じられ、その責任を取って高木はグループからの脱退を発表。世間のイメージがあまり良くなかったものの、それだけならまだマシだったが、同時に優里が複数の女性たちと交際していることも発覚してしまった。それが、NHKの基準としてはアウトだったようだ。ある民放キー局のドラマ主題歌も、それが原因で白紙になったと聞いている」(芸能記者)
また、同日、12月30日にTBS系の生中継で大賞などが発表される『第63回日本レコード大賞』(日本作曲家協会主催)の大賞候補である「優秀作品賞」などが18日、決定したことを報じた。
しかし、「優秀作品賞」10曲の中にも「ドライフラワー」はなし。Adoは「特別賞」を受賞した。
「今年は優里が大本命だともっぱらのうわさになっていた。ところが、毎年、レコ大の調整で各方面に働きかけていたソニーの元役員が暴行事件を起こしたことなどで閑職に飛ばされたことで状況が一変、さらに優里の大賞は白紙になったことで、候補からも外れてしまった。もともと、昨年でデビュー20周年を迎えた氷川きよしに取らせようという動きが昨年からあったので、今年の本命は06年以来の大賞獲得を狙う氷川きよしと言われている」(同)
2020年の紅白には「香水」が大ヒットした瑛人が初出場したが、今年はヒット曲もなくすっかり表舞台から消えてしまった。
優里は今年が紅白初出場の大チャンスだったが、「ドライフラワー」を超えるヒット曲が出ないようだと、このままだと、紅白出場もレコ大の大賞もかなわぬまま徐々にフェードアウトしていくことになりそうだ。
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