竹野内豊、大手事務所退所の背景なにがあった? 倉科カナと破局後の恋愛は?
#竹野内豊
ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!
――竹野内豊が所属事務所の研音を今年いっぱいで退社すると、11月12日に公式サイトで発表しました。9月末で退社した片瀬那奈に続いての研音からの退社ですが、何かあったのでしょうか。
研音は大手事務所ですし、タレントさんのことをよく考えてくれるいい事務所。そんな事務所を竹野内さんが辞めると聞いて、僕も一瞬「何かあったのか」と思ったのですが、トラブルはまったくなく円満退社だそうです。これから自由にやりたいことをやっていくということでしょう。
――竹野内が発表した公式コメントでは「昨年の自粛期間中、これまでの自身の人生を振り返り、五十歳を節目として環境を変えてみたいという突き上げられる思いを感じ、新たな心で原点に立ち再スタートを試みたいという思いから決断に至った次第です」とありました。
ある映画のプロデューサーに聞いたところ「はっきり言って竹野内さんクラスになると、マネージャーはいらないんですよ」とのこと。ベテランであれだけのネームバリューと力のある役者さんになると、本人が直接プロデューサーや監督と「こんなことをやってみたい」などと話をして、自分の希望に沿った仕事を取ってくることができるんです。もちろん役者さんの中にはいい演技ができるけれども、そういった話をするのが得意ではないタイプもいます。でも、そうでなければ仕事の上では一切困らない。
――確かに、マネージャーが不要なら、事務所に所属している意味はありませんね。
バラエティ番組に出演するタレントさんは、ドラマ撮影とのスケジュール調整など、交通整理としてのマネージャーが必要。しかし、竹野内さんは基本的にバラエティ番組には出演しません。そういう意味でもマネージャーがいなくても大丈夫。CMにも継続的に出演していますから、収入も充分。研音には26年も所属し充分貢献したので、事務所ともめるようなこともないでしょう。
――竹野内は、11月12日にオリコンが発表した「第13回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」で、2年連続1位に選ばれています。50歳になった今も、そんなに人気とは思いませんでした。
ドラマ、映画もコンスタントに出演しており、年を重ねていろんな役を演じています。今はかっこいい中年男性として人気ですが、将来的には味わいのある初老の紳士などの役も演じられるでしょう。
――仕事は順調。私生活はどうなんでしょうか。スキャンダルもないですね。
2014年に倉科カナさんと交際が報じられ、「結婚間近」と言われたこともありましたが、18年に破局が報じられました。以来、浮いた話は聞かないですね。「最後の独身俳優」とも言われています。まあ、もういい年ですし、これだけ仕事が充実していればいいんじゃないですか。
――近年はいい俳優の独立が後を絶ちませんね。独立後も変わらず活躍しているし。芸能界もずいぶん変わったなという印象です!
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