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『ねほりんぱほりん』マイ宗教で“神様”名乗る母、子の苦労「親を殺す、殺さないのレベルで悩んで」

娘がレイプされても「信仰が足りないから」「ざまを見なさい!」

 アヤさんは高校生の頃、知らない男にレイプされたという。彼女は誰にも打ち明けることができず、自殺未遂を起こした。3日間意識をなくしたアヤさんが目覚めると、そこは自宅だった。病院には連れて行かれず、母に除霊をされていたのだ。子に対する愛情より、自分の信仰を優先する母の心理が表れている。

 目を覚ましたアヤさんに「何があったの?」と問い詰める母親。アヤさんは事実を打ち明けた。娘として母に心配してほしい気持ちもあった。しかし、母から返ってきたのはこんな言葉だった。

「お母さんを信仰してないからですよ。信仰が足りないからこんな目に遭うのよ。ざまを見なさい!」

 この母親は、”神様”なのに傷ついた人間に寄り添わない。神様を名乗るなら、救いを与えてあげるべきである。一番身近な人間を守ってあげられなくて、何が神様なのか。これじゃあ、まるでセカンドレイプだ。「ざまを見なさい」なんて、家族に言う言葉ではない。親ガチャという言葉は好きではないが、今回は話が別。子が親を選べないのはつらい。さすがのYOUもアヤさんの話を聞き、同じ母親として怒りを覚えているように見えた。

「一生、この人たちと関わらないで生きていくにはどうしたらいいか?」と考えたアヤさんは、受験勉強に励んだ。できるだけ家から遠い大学に進学し、いい会社へ就職し、母との縁を断とうと考えたのだ。結果、絶望的な状況から立ち直るべく、アヤさんは東京の大学に合格。18歳になり、やっと母の元を離れることができたのだ。ただ、上京後も母は唐突にアヤさんの家を訪ね、「なんでこんなに地縛霊がいっぱいいるところに住んでるの!?」と口出ししてきたそうだが……。

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