BE:FIRSTは出られてもDa-iCEは出られず…ジャニーズ祭りの『ベストアーティスト』
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日テレドラマの主題歌がロングヒット中も…Da-iCEの不遇
「Da-iCEは昨年11月に発表した『CITRUS』が今年に入ってヒットを記録し、9月にはストリーミングサービスにおける再生回数が累計1億回に到達。日本人男性ダンス&ボーカルグループでは史上初の記録だといいます。しかし、それだけの活躍がありながらも民放ゴールデン帯の音楽番組に出演できていない状態が続いている。それが、前週11日に生放送された『ベストヒット歌謡祭』には出演、『CITRUS』を20時台に披露することができ、トレンド入りするほどの反響があった。『CITRUS』はそもそも日テレの日曜ドラマ『極主夫道』の主題歌だったこともあり、『ベストアーティスト』出演にも期待の声があったのですが……」(音楽ライター)
蓋を開けてみると、Da-iCEの名はなかった。“日テレ案件”のBE:FIRSTは出演できたのに、なぜなのか。
「まず『ベストヒット歌謡祭』は読売テレビ主催であり、関西ローカルでは比較的ジャニーズ忖度が薄い。実際『ベストヒット歌謡祭』にはこれまで一度も『ベスア』に出られていないJO1も出演していました。
そして『極主夫道』が放送されていたのは昨年10月期で、主題歌の『CITRUS』がヒットしたのはドラマ放送終了の数カ月も後。今ドラマとのコラボをしても大して意味がない。つまり、残念ながら日テレとしてもジャニーズ事務所社長のご機嫌を損なってまで推すメリットがなかったということでしょう。それでも、これが“競合のボーイズグループ”でなければ出演できたであろうことを考えると、不遇としか言いようがないですね……」(前出のアイドル誌記者)
先日は、嵐・相葉雅紀が司会を務めるフジテレビ系音楽特番『2021 FNS歌謡祭』が12月1日・8日に2週連続で開催・放送されることが発表され、第一弾発表ではジャニーズ9組の出演が明らかに。後日、これに加えて、同局の『VS魂』のレギュラー陣である相葉、風間俊介、佐藤勝利(Sexy Zone)、藤井流星(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)、浮所飛貴(美 少年)の6名が同番組の主題歌を歌うことも発表された。一方で、昨年に続いてJO1、DISH//らも出演するのに加え、Da-iCEの初出演も決定。しかし、こちらにはBE:FIRSTの名前は今のところ見当たらない。
11月・12月とまだまだ音楽特番は続く。大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』では昨年は“ジャニーズ枠”が7組に拡大され批判の声が上がったが、今年は5枠に戻され、DISH//の初出場が決定した。民放の音楽特番においても、“非ジャニーズ”のボーイズグループの出演がもっと増えていくことを期待したい。
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