BE:FIRSTは出られてもDa-iCEは出られず…ジャニーズ祭りの『ベストアーティスト』
#ジャニーズ #日本テレビ #音楽番組
日本テレビ系の音楽特番『ベストアーティスト』が今年も11月に放送された。
今年は11月17日に4時間の生放送で届けられ、総合司会は2009年から13年連続となる嵐・櫻井翔。全36組のアーティストが出演したが、先日デビューしたなにわ男子を始め、10組をジャニーズ勢が占めた。
「昔はジャニーズも5組前後、多くてもせいぜい7組でしたが、2014年以降は拡大傾向にあり、2019年、2020年と続いて今年も10組でした。特に今年は櫻井のピアノ演奏から始まり、前身番組から数えて20周年という節目を記念するという名目でジャニーズ秘蔵映像を放出するという企画もあったため、例年以上に“ジャニーズ祭り”の様相でしたね」(アイドル誌記者)
ほかにもAKB48、櫻坂46、乃木坂46、日向坂46ら女性アイドルグループに、K-POPのTOMORROW X TOGETHERなどが出演。同番組は「音楽の祭典」と銘打っているが、むしろ「アイドルの祭典」だと揶揄する声も上がった。
また、ジャニーズファンからも不満の声が少なくないようだ。
「“ジャニーズ祭り”はありがたいものの、『ベスア』といえば、別のグループの曲を歌うというレアな姿が拝めるジャニーズシャッフルメドレーがファンにとって最大の目玉だった。しかし今回は過去映像だけだったため、残念がる声も多いんです」(同上)
一方でジャニーズに偏った出演ラインナップに対する一般視聴者からの批判の声は大きい。その中で、『THE FIRST』オーディションから結成された7人組ボーイズグループ・BE:FIRSTの出演が実現したことが注目を集めた。
「前身番組ではw-inds.が出演したことがありますし、今年出演したDA PUMPは2018年から4年連続。しかし、ジャニーズと友好関係を結んでいるLDH勢のほか、K-POP勢やこのDA PUMPをのぞけば、他のボーイズグループの出演は皆無と言っていい状態が続いている。『猫』が大ヒットしたDISH//は昨年、今年と出演できましたが、ダンスを封印し、バンド色を前面に出す形となっています。
BE:FIRSTも本来なら難しかったでしょうが、日テレ案件だったことが大きかったのでしょう。『THE FIRST』は『スッキリ』で放送していたことで人気が広がりましたが、BE:FIRSTは今や破竹の勢いで、デビュー曲『Gifted.』はビルボードジャパンの総合ソング・チャートで初登場1位、2週目も2位とヒット中。日テレ傘下の会社で運営しているHuluで配信しているBE:FIRST関連のコンテンツも好調で、日テレとしてもなんとか出演させたかったのでは。また、DISH//が今年も出演できたのも、土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の主題歌を担当していたことが後押ししたはずです」(芸能記者)
確かに今年の『ベストアーティスト』ではドラマとのコラボレーションも行われた。水曜ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』の主題歌を歌うJUJUの応援には、主演の杉咲花らが駆けつけた。土曜ドラマ『二月の勝者』関連では、主演の柳楽優弥が役柄のままでDISH//と絡んだほか、NEWSが同ドラマの“テーマソング”となる「未来へ」を披露する場面では、市川ぼたんやジャニーズJr.の羽村仁成ら生徒役のキャストとのコラボとなったのだ。
しかし、ここで5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが出演できなかったことが波紋を呼んでいるという。
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