かまいたちと霜降り明星を起用!?『ぱちんこ 乃木坂46』テレビCMに本人たちが出ない事情
#霜降り明星 #かまいたち
アイドルグループ・乃木坂46とタイアップしたパチンコ機「ぱちんこ 乃木坂46」(KYORAKU)のテレビCMが、11月15日から放送されている。乃木坂46のライブ映像などで構成される「メンバー篇」と、お笑いコンビ・かまいたちが登場する「かまいたち篇」、霜降り明星が出演する「霜降り明星篇」の3バージョンが放送されている。
「タレントのタイアップパチンコ機のCMで、本人ではない別のタレントが出演するのはめずらしいケースです。“清純派”な乃木坂46にしてみれば、パチンコとはちょっとイメージが異なるのも事実。そこを、かまいたちと霜降り明星という人気芸人を起用することで、うまくイメージを保ったという見方もできます。
かまいたちも霜降りも、好感度が高い人気芸人ではありますが、いずれもパチンコ・パチスロ好きとしても知られているのも重要なポイントですね。もちろん、京楽と吉本が提携関係にあるということも関係しているでしょう」(パチンコライター)
また、CMでは「乃木ぱ」という言葉を全面に押し出しているのも特徴的だ。
「メンバー篇では、ライブ映像とともに女性の声で『乃木ぱ』というナレーションが入ります。ファンの間では、メンバーに“~ちんこ”と言わせないためなのではないかと怪しまれています」(メディア関係者)
パチンコやパチスロの“機種”に関するテレビCMは今年4月、10年ぶりに解禁されたばかりだ。
「かつては多くのパチンコ・パチスロメーカーが積極的に機種のテレビCMを打っていましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに放送を自粛するようになりました。2011年以降、放送されていたのはメーカーの企業イメージCMのみだったんです。しかし、震災から10年が経ったということ、コロナ禍でパチンコ・パチスロの遊技人口が減ったことを受けて、今年の4月から機種のCMが解禁になったんです」(前出・パチンコライター)
10年ぶりに解禁となったパチンコ機のテレビCMだが、その内容についての自主規制は少なくない。
「ギャンブル依存症対策という大きな問題がある以上、のめり込みを助長するような内容や、『勝てる』『出る』『マックス』などといった煽り文句も使わないようになっています。また、実際に打っているシーンや、派手な液晶演出なども基本的には使いません。『乃木ぱ』のCMが一見してパチンコのCMっぽくないのも、そういった事情があるんです。それこそ、実際のパチンコ機に登場するリーチ映像のような映像をCMに使ったら、射幸心を煽っていると見られてしまう可能性もある。そういった誤解を避けるという意味でも、まったく別の芸人をCMに起用することは自然な選択だったのかもしれませんね」(同)
深刻なユーザー離れが進むパチンコ業界では、新たなファンの獲得こそが重要な課題となっている。果たして、人気芸人を起用した「乃木ぱ」のCMは、新規ユーザーを呼び寄せることができるのだろうか。
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