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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 安倍-高市と岸田-林、ついに内戦勃発か

「高市早苗を担ぐ安倍晋三」と「林芳正を担ぐ岸田文雄首相」ついに内戦が勃発か

派閥の長になった安倍晋三の胸の内

 日ハムの新監督になった新庄剛志の評判がすこぶるいい。だが、みな一様に、監督としての技量に疑問符をつけるが、意外や意外、ID野球で、野村の後継者になり得ると、新潮で野球解説者の岩本勉がいっている。

「新庄は常々、自分の勘ピュータ―で導き出した直観的プレーを、野村理論で答え合わせをしていた。
 で、正解のことが多かったから、彼は野村監督が大好きで、野村監督の影響を大きく受けた。野村譲りの監督や指導が見られることでしょう」

 たしかに日米通算1524安打、225本塁打は、口先男の記録ではない。

 パフォーマンス先行に見られる新庄だが、意外にID野球が見られるのかもしれない。だが、それも勝たなくては意味がないが。

 ところで、衆院選で惨敗を喫した立憲民主党は、枝野が辞任して、新しい代表を選ぶことになるが、帯にみじかし襷に長しどころではなく、ドングリの背比べで、混迷したままである。

 まあ、誰がなっても代わり映えしないのは間違いないが、新代表が真っ先に直面するのが、共産党との共闘をどうするかだ。

 自民・公明から「野合」と批判されたが、衆議院の野党共闘をどう考えるか。新潮は、当然ながら「共闘路線が裏目に出た」と総括する。

 その上、もはや立憲民主党も共産党もいらないと、口を極める。

 だが、小選挙区では結果を出しているのだから、共闘解消になったら、また立憲民主党は議席を失うことになる。

 新潮のように、いつまでも「暴力革命」を放棄していないと大時代的な批判を繰り広げるが、それこそ時代遅れであろう。

 立憲民主党が、自民党に取って代わることのできる魅力のある党にできるかどうか。そのためには批判だけしていてもいいわけはない。

 参院選まで時間は少ないが、新代表と立憲民主党の若手が丁々発止やりながら、新生立憲民主党を創っていく。それしか道はない。

 さて、安倍晋三元首相が細田派を引き継ぎ、安倍派を誕生させた。

「自民党最大派閥の細田派(清和政策研究会、93人)は11日の議員総会で、安倍晋三元首相の派閥復帰と新会長就任を満場一致で決めた。安倍氏は昨年9月の首相辞任から約1年2カ月ぶりに『表舞台』に復帰。さっそく対中国政策の強化や憲法改正などを訴え、『安倍カラー』を全開にした。
 派閥領袖(りょうしゅう)となった安倍氏が就任のあいさつでまず触れたのが、持論の大規模な財政出動と外交安全保障だった。
『(コロナによる)国民の不安を払拭(ふっしょく)し、景気回復し、経済を力強く成長させていくために真水で30兆円を上回る予算が必要』『中国は近年急速な軍事費の増大を行い、台湾に対する軍事的な威圧を高めている』
 そして、悲願としてきた憲法改正については『憲法改正はまさに立党以来の党是だ。この議論の先頭に清和会が立とうではありませんか』と呼びかけた」(朝日新聞DIGITAL11月12日 7時00分より)

 一方で、岸田文雄総理側は、
「政府は12日、複数の省庁にまたがる重要政策の調整を担う内閣官房の分室のうち、4室を廃止すると発表した。いずれも、安倍晋三政権の『目玉政策』を推し進めた『安倍カラー』が色濃い部署だ。松野博一官房長官はこの日の記者会見で『岸田内閣の政策を推進していくため』と説明した。
 廃止したのは、安倍政権下で設けた『1億総活躍』『働き方改革実現』『統計改革』『人生100年時代構想』の各推進室。松野氏は会見で『基本的な方針の策定を行ってから期間が経過し、具体的な政策の実施を行っている段階であり廃止した。政策の方向性の修正転換を意図したものではない』と述べた」(同11月12日 18時24分より)

 派閥の長になり、岸田に圧力をかけようとする安倍に、いいなりにはならないと意地を見せる岸田との闘いは、いよいよ始まるようだ。

 新潮によれば、高市早苗を首相候補にしたい安倍に対して、安倍の嫌がる自派ナンバー2の林芳正を外相に据えて首相候補にするべく格上げした。

 林は、日中議連の会長の座を辞任したが、親中国派であることは間違いない。安倍がもっとも嫌がる中国、韓国と話し合いを始めれば、安倍はイラつき、本性を露わにして岸田を攻撃してくるかもしれない。

 内戦ぼっ発! この戰、岸田に勝ってもらいたいが。

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