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「DDTをサウナにしたいんです」次世代レスラー4人衆が抱く飽くなき野望

「DDTをサウナにしたいんです」次世代レスラー4人衆が抱く飽くなき野望の画像1
写真/三浦太輔(上左:勝俣瞬馬、上右:上野勇希、下左:竹下幸之介、下右:MAO)

 サウナブームと言われて久しい昨今。健康改善やコミュニケーション活発化を期待して、いま多くの企業内にサウナ部が設立されているという話もあるが、その波はプロレス界にも及んでいる。

 エンターテインメント性の高さと選手たちのキャラクターの強さが人気の「DDTプロレスリング」内で、DDTサウナ部が本格始動したのは2020年11月。竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAOという、団体の未来を背負って立つ人気の次世代レスラー4人が集まり『The 37 KAMIINA(サウナカミーナ)』という正式なユニットとして、リング上で熱い抗争を繰り広げるようにまでなっている。

 プロレス界で大きな躍進を遂げる彼らが、試合さながらのチームワークでプロレスとサウナの魅力を語り尽くす新連載がここに始まる――。

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――前回のインタビュー記事の大反響を受けて、このたび日刊サイゾーでThe 37 KAMIINAさんの連載をスタートさせていただくことになりました!

一同 イエーイ!!

上野勇希(以下、上野) あの記事が出たあと、いろんなところでサウナの取材をしてもらいましたからね。

竹下幸之介(以下、竹下) この連載も軌道に乗せて、最終的にはみんなでフィンランドに行きましょう!

――よろしくお願いします! ということで、改めて自己紹介からお願いできますでしょうか?

勝俣瞬馬(以下、勝俣) はい、DDTプロレスThe 37 KAMIINA(サウナカミーナ)の営業兼、広報兼、熱波師兼、SeaSaunaShack総支配人兼、デスマッチメイクアップアーティストの勝俣瞬馬です。よろしくお願いします。

――肩書が多い! DDTサウナ部の発起人も勝俣さんなんですか?

竹下 いや、きっかけは私ですね。

勝俣 2019年の夏にDDTの熊本大会があったんですけど、そのときに竹下さんが「西の聖地と言われてるスーパー銭湯があるんだけど、一緒に行かない?」と誘ってくれて。それで竹下、上野、勝俣の3人で「湯らっくす」(URL:https://www.yulax.info)に行ったことが始まりです。

上野 ただ、僕は「試合の後に行くほどのことか?」ぐらいの低めなテンションだったから、一度断ってるんですよね。

勝俣 僕はサウナが健康にいいことは知ってたし、たまに行くこともあったから「久々に行こうかな」くらいの感覚だった。そうしたら、そこで初めてアウフグース、ロウリュウ、セルフロウリュウを体験して、一気にハマってしまいました。

竹下 その体験が素晴らしすぎたから、これはサウナ部にしようってことになって、Twitterに「#DDTサウナ部」のハッシュタグを作ったんだよね。それからMAOが入ってきて、いまに至る感じです。ただ、実は僕の中では、もともと友達だったこのメンバーでプロレスのチームをやりたい考えがあったんですよ。当時はそれぞれ別々だったので、うす~く伏線を張っておけば、いつか実現するんじゃないかという思惑がありました。

――じゃあ、いまの状況はまさに、狙い通りなわけですね。

竹下 そうですね。「#DDTサウナ部」が話題になり出したので、会社もDDTサウナ部で試合を組んでくれるようになって、いまはThe 37 KAMIINAという正式なチームとしてやれるようになった。

MAO タイミングもよかったんだよね。自分もタッグを組んでいた外国人選手が、コロナで来日できなくなって独り身の状態だったし、勝俣さんと竹下さんのユニットもちょうど解散したくらいだったから。

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勝俣瞬馬(かつまた・しゅんま):1992年生まれ、身長167センチ、B型。千葉県柏市出身。2014年デビュー。レスラーのかたわら、SAUNACHELIN 2021にランクインしたサウナ施設「SeaSaunaShack」(千葉県館山市)の総支配人としても活動。熱波師、サウナ・スパ健康アドバイザー、サウナ・スパプロフェッショナル管理士の資格を持つ。

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