「DDTをサウナにしたいんです」次世代レスラー4人衆が抱く飽くなき野望
#DDT
KAMIINAはフィンランド語で「ストーブ」
勝俣 チーム名も、みんなでああだこうだ言いながら考えたんだよね。KAMIINAはフィンランド語で「ストーブ」なので、The 37 KAMIINAはサウナストーブという意味なんです。
竹下 サウナって言葉を一切入れない案もあったけど、入れた方がサウナの仕事がくるんじゃないかってね(笑)。
MAO サウナを37って数字にしたのは「売れてるバンド、数字が入ってる説」(笑)。SUM41とかblink-182みたいなイメージで。
竹下 そして、頭に読まない「The」。
――「The Rolling Stones」的なやつですね。じゃあ、皆さんで話し合ってチーム名はすんなり決まった感じなんですか?
勝俣 いや~、かなり迷ったよね。覚えてないけど候補がたくさんあった。でも「KAMIINA」に関しては俺が持ってきたヤツだから。それは自信ある!
竹下 そこ、誰も疑ってないから(笑)。
上野 もともとあった「DDTサウナ部」が、結構しっくりきてたんだよね。ロゴもグッズもあったし、別にこのままでいいんじゃないかって意見もあったけど、「DDTをサウナにする」という勝俣さんの渇望もあって、The 37 KAMIINAに落ち着きました。
――「DDTをサウナにする」とは、どういうことですか?
勝俣 つまり、DDTそのものがサウナなんですよ!僕たち選手が熱い試合をするストーブ(KAMIINA)で、それを見ているお客さんの応援で熱気が広がっていくさまがロウリュ。そして、最後に僕たちの寒いマイクパフォーマンスで冷えて、外気浴という帰路につきながら、ととのってもらうんです。
竹下 正しくは「僕たちのマイクパフォーマンス」ではなく「“僕(勝俣)の”マイクパフォーマンス」だけどね。
MAO (勝俣の肩書に)“水風呂担当”ってのも入れてもらおう(笑)。
勝俣 俺、最近は結構いいマイクパフォーマンスしてると思うんだけどな……。
MAO まあ、冗談のような見立てではあるんですけど、プロセスとしてはちゃんと成立してるんですよ。なかなか理解はされにくいですけど。
勝俣 僕がサウナに出会って人生が変わったように、DDTを観にきて人生変わる人もいっぱいいると思うんです。僕たちを見て、元気をもらったとか、一歩踏み出せましたというふうになってもらいたいんですよね。
――思いのほかちゃんとしたいいお話でした(笑)。ちなみに勝俣さんが水風呂担当とすると、竹下さんは何担当ですか?
竹下 一応、プロレスを担当させてもらってます(笑)。僕らは若者が集まってるということで、ナメられることもなくはないんですよ。ちょっとチャラいみたいな感じで。だから、その辺はプロレスのキャリアが一番ある僕が試合でビシッとシメて、ナメられないようにしています。
勝俣 スーパー銭湯でいうボイラー室ですね。この核がなければ、お風呂もサウナストーブも水風呂のチラーも動きません。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事