ダイアン、いよいよ本格ブレイクの兆し? NMB48渋谷凪咲とセットで「お笑いの完全体」になれるか
#お笑い #ダイアン
大阪のバラエティー番組で人気者になった後、“ポスト千鳥”としての期待を受けて、2018年4月から東京に拠点を移したお笑いコンビ・ダイアン。東京でも数々のテレビ番組に出演するものの、なかなか大ブレイクには至らず、気がついたら後輩のかまいたちに追い抜かれている状態だ。くすぶり続けていたダイアンだが、ここにきていよいよ本格ブレイクの兆しが見えてきているという。
「ちょっと前までは、東京の番組ではなかなか面白さが発揮できないということが多かったんですよね。ツッコミの津田篤宏は、いろいろな先輩芸人から強烈にイジられていますが、うまく返すことができずアワアワするばかりで、そこをさらにイジられるという展開が多かった。ボケのユースケは、そもそも番組出演機会が津田に比べて少ないのですが、その少ないチャンスの中ではユースケの面白さを発揮できないままでした。
でも、最近はそんな空回りする津田や、なかなか前に出てこれないユースケの立ち位置が、しっかりと確立されつつあるんです。これはダイアンが東京のバラエティーに対応できるようになったというよりは、東京のスタッフがダイアンの面白さを引き出す“コツ”を掴んできたということでしょう」(制作会社スタッフ)
11月10日にはTBS系朝のバラエティー番組『ラヴィット!』に津田がスタジオゲストとロケゲストとして登場。スタジオでは、MCの麒麟・川島から振られるも、うまく返せない場面の連続だったが、そういった一連の展開がしっかりと笑いに繋がっていた。
「今までの津田だったら、ダダ滑りして終わっていたところですが、うまく笑いになっていましたね。こういった“スベリ芸”は妙な緊張感があることが常なんですが、津田の場合はスベってもむしろ安定感があるんですよ。“イジられ系”の芸人としては、明らかにワンステップ上にあがりましたね」(同)
見取り図とともに行ったグルメロケでは、訪れた店のキャッチフレーズを考えるコーナーで、津田が見取り図・盛山の回答をカンニングするという場面もあった。
「いわば大喜利なんですが、そこでまさかの後輩の答えをパクるというありえない行動に出たわけです。芸人としては相当なクズっぷりですが、それでも許せてしまうのが、津田のキャラクター。こういったズルをやっても成立してしまうくらいに、津田のキャラが浸透しているということですね」(同)
一方、ボケのユースケに対する期待も大きい。
「東京のバラエティー界隈では、津田の面白さはかなり浸透してきたので、次はユースケをイジる番だという空気が充満しています。ユースケがハネるのも時間の問題ですね」(同)
ダイアンのブレイクを後押しする存在として、NMB48の渋谷凪咲も重要だ。
「渋谷は以前からダイアンのことを『お笑いの完全体』言ってはばからず、大絶賛しています。渋谷はもともと大阪のバラエティーで結果を出していましたが、最近は東京でも売れっ子になっていて、テレビで見ない日はないほど。渋谷とダイアンとをパッケージにすることによって、両者の面白さが増幅する効果も期待できる。ダイアンにとっても、渋谷にとってもメリットだらけでしょう」(同)
とにかく、ダイアンが本格ブレイクするための舞台は整ったといえる。2022年のお笑い界の主役はダイアンになるか?
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