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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 高市早苗「ウルトラタカ派」が総理?

高市早苗「天皇陛下の政治利用とウルトラタカ派」が総理? 当然、岸田文雄総理を応援したくなる

千葉県北西部の震源は首都直下型地震を誘発か

 さて、衆院選が終わって、落ち着いて国会論戦が始まるかと思っていたら、どうやらそうではないようだ。

 一見、穏やかそうに見える岸田文雄総理だが、心の中は波風が立っているそうだ。

 甘利明が小選挙区で落選して幹事長を茂木敏充に替えたが、安倍晋三筋から高市早苗の就任を強く求めてきたそうだ。

 そして今度は、茂木の後の後任外相に岸田派の座長である林芳正を据えようとしたが、林が日中友好議連の会長だから、親中路線に転換すると自民党タカ派から反対論が上がったという。

 すべての裏には安倍がいるようだ。

 その安倍は、細田派を率いる細田を衆議院議長に棚上げして、自らが派閥の長になるという。

 いつまで自民党の中でのさばるのかと思うが、安倍の高市推しは本物のようだ。

 ポストによれば、岸田は、自派と麻生派とで大宏池会をつくり、安倍派と対抗したいという考えがあり、茂木の幹事長起用も、旧竹下派を取り込む意図があったそうだ。

 恩人に対してけしからんと、安倍が腹を立てているそうだが、総理になる前にいくらペコペコしていても、なってしまったが勝ち。

 そこで安倍は、来夏の参院選前に、高市を担いで岸田降ろしを始めるというのである。

 ウルトラタカ派の高市が総理? 当然ながら岸田文雄総理を応援したくなるな。

 ところで、TBSで始まった『日本沈没-希望のひと』がNetflixでも見られる。

 ここでは関東沈没となっている。香川照之のくさい芝居には辟易するが、時宜を得た企画ではある。

 10月7日に千葉県北西部を震源とする地震が起きた。

 これが今後30年以内に70%の確率で起こるといわれる首都直下型地震を誘発するのではないかといわれているのだ。

 サンデー毎日で、京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・名誉教授(ああ長いな~)の鎌田浩毅が緊急寄稿している。

 それによると、今回の地震が30個分一度に起きるほどの地震が首都圏直下型地震だそうだ。

 救いのないことに、この地震は2030年代に起きるといわれている南海トラフ巨大地震の前である可能性が高いというのである。

 こんな地震が日本列島で続いて起きたら、日本沈没は間違いない。

 こんな巨大地震の前には、備えも、帰宅困難者を出さないようにすることも、何の役にも立たないと思うのだが。

 早く死んだ方が幸せなのかも。

 さて、大相撲っていつからだったか?

 九州場所が日曜日、14日からか。白鵬のいない相撲は、大谷翔平のいないエンゼルスみたいなもの。

 よほどの好きものでない限り、盛り上がらないと思うのだが。

 反対に、ポストによれば、法廷で八角理事長が盛り上がっているという。

 10月29日、東京地裁の法廷には相撲協会のお歴々が参集したそうである。

 被告は相撲協会の元顧問、小林慶彦。彼は2015年に他界した北の湖理事長に重用された人物だそうだ。

 両国国技館の改修工事を巡り施工業者から8000万円を受け取っていたという問題。

 今一つは、力士が登場するパチンコ台の契約を巡って仲介業者から1700万円が渡った問題だという。

 信用毀損による損害賠償を求めている。請求額は5億1000万円だというからただ事ではない。

 北の湖体制でもナンバー2だった八角理事長が、当時小林のいいなりだったことを認め、組織のガバナンスが崩壊していたことを、理事長自らが認めたというのである。

 パチンコ台の契約を巡る裏金疑惑はポストが2014年にスクープしていたことだと、ポストは鼻高々。

 相撲協会がデタラメな組織であることは昔から知られていたことだが、それに現在の理事長がからんでいたのでは、協会の浄化などできるわけはない。

 白鵬引退で、ファンの減少は間違いない。だが、NHKの放映権料と入場料の分捕り合戦が激しくなるだけで、いい力士づくり、強い横綱の出現など夢のまた夢だろう。

 いっそ、国技などといわずに、モンゴル相撲の日本支店とでもすればいい。

 モンゴルにあらずば人にあらず。もはや実態はそうなっているのだから。

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