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ドラマ『最愛』視聴率苦戦も配信で人気! “国宝級イケメン” 高橋文哉で加速か

『最愛』視聴率苦戦も配信で人気― 国宝級イケメン 高橋文哉登場で加速かの画像1
TBS『最愛』公式サイトより

「かけがえのないものと聞いて、何を思い浮かべるか」

 そんな問いかけから始まった11月5日放送のTBS金曜ドラマ『最愛』の第4話は、ぼやけていた大枠が固まってきた前回に引き続き、登場人物の各々が抱く最愛という感情が色濃くなってきている。

 姉弟、家族、恋人、仲間、仕事……。

 実業家でありながら殺人事件の重要参考人になってしまっている梨央(吉高由里子)の周辺では、襲撃事件やゴシップ、様々な騒動が連発している。

 初恋相手で今は担当刑事になった大輝(松下洸平)は、梨央の無実を証明するために、犯人を捜し続けているが、それが一方で梨央を追いつめていくことになる。

 15年前に起きた殺人事件と関連した新たな殺人事件の犯人が、謎の情報屋(高橋文哉)でその正体が梨央の弟で大輝も仲の良い優(高橋文哉)だったからだ――。

 原作のないオリジナルのラブサスペンスドラマということで、ストーリー展開が読めずハラハラドキドキが病みつきになっている視聴者も多いはず。

 しかしビデオリサーチ調べによると、第3話の平均世帯視聴率(関東地区)は8.6%という結果で、ダントツ人気の『ドクターX・外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)の16.6%に大差をつけられてしまっている。

「金曜の22時からという老舗のドラマ枠であるものの、緊急事態宣言が明け、華金を取り戻した人々が多いのも、視聴率が低い要因かもしれません。一方で、見逃し配信のTVerでは同作のお気に入り登録数が約80万とそれなりに多い。主題歌に宇多田ヒカルを採用したり、話題性もあったり期待値は高かったのですが、視聴層のターゲットが曖昧なのも引っ掛かっているところかもしれませんね。15年前の回想シーンではガラケーに懐かしい、たれぱんだ のキャラクターキーホルダーが付いていたり、演出でも平成女子がキュンとなる要素が散りばめられていたりしていますけど、その上下を拾いきれていないような気もします」(ドラマウォッチャー)

 たしかに、リアルタイムでドラマを観る習慣が根付いている昭和女子と、今やドラマであっても、SNSで無限拡散してくれる令和ギャルたちの心を掴むことも、流行のキーになるのだろう。

 そこで救世主になりそうなのが、謎だった正体を明らかにした優(高橋)の存在だという。

《第4話にして初めて役名を言えます。朝宮優を演じております。高橋文哉です。皆様、素晴らしい考察ありがとうございました。これから、大ちゃんや姉ちゃんとどのように関わっていくのか。是非、楽しみにご覧下さい》

 放送後にツイッターに投稿した高橋のつぶやきには、2万以上の“いいね”がつき、150件の歓喜のコメントが残された。

 ネット上では「国宝級イケメン」「文哉くんがこんなに重要な役を演じているのが嬉しい」「カッコ良すぎる。ブレイクしそう」などの言葉が並び、Yahoo!リアルタイム検索では、トレンドランキングで主人公の名である#梨央 を抑えて、#高橋文哉 がトップ5に入っていた。

「2019年にイケメン俳優の登竜門である仮面ライダーシリーズの主役を務め、それから少しずつでも順調にドラマなどに出演。今年は、女性ファッション誌『ViVi』(講談社)が発表した“国宝級イケメンNEXTランキング”で、3位になりました。キムタク娘のKōki,が主演する話題の映画『牛首村』にも出演が決まり、露出が増えそうですね。現在20歳で、特技は料理で調理師免許も持っているそうです。18年にはAbemaTVの恋愛リアリティ番組で共演した生見愛瑠(めるる)と、美男美女ペアとして若者から人気を得ていて、プライベートでも仲はいいものの、今はお互い恋愛ではなく仕事に集中しようと交際にはいたらなかったそうです」(芸能リポーター)

 今までは帽子を深く被り言葉少なく、謎の存在を演じていたが、イケメン素顔をさらし動き出した優をきっかけに、ストーリーもさらに加速して進んでいきそうな予感。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/12/28 14:09
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