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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 囲碁将棋が体現「ポストM-1時代」のブレイク
賞レースで優勝しなくても売れる!?

囲碁将棋、マヂラブも心酔する芸人が体現する「ポストM-1時代」のブレイクとは

M-1を手放したあとで、売れ始めた?

マヂラブも心酔する芸人・囲碁将棋が体現する「ポストM-1時代」のブレイクとはの画像7
写真/石田寛

ーー今までお二人は……売れることを避けてきたわけではないですよね?

根建:それは全然避けてないです(笑)。もちろん。

文田:でも売れなくてもいいとは思ってるかもしれない。絶対に売れたいというのもないです。
でもこういう時に「売れたいって言わないのは変だろ」っていうのはあります。「本当に売れたいんですか?」って詰められたら一応「売れたいです」とは言いますけど……。

根建:「本当に売れたいですか?」「そのためにどういうことしてますか?」って言われると「そこまでではない……」みたいな。

ーー先日ライスさんのYouTubeで囲碁将棋のお二人が「M-1にコンビ結成年数の関係で出られないってなったときにほっとした」とおっしゃっていて、それが印象的だったんですよね。

文田:はい。出なくていいんだ!って思いました。

ーー今は「M-1で売れる」という強い図式があるじゃないですか。その手段を手放した後に、今こうして囲碁将棋さんが盛り上がってるって、すごく夢があるなって。

文田:これって「(決勝に)出てないから」だと思うんですよ。出てたら結果として色々あると思うんですけど。強い馬が出てきても「やっぱりナリタブライアンの方がすごかった」という意見もあるし、今でも「大谷より江川の方がすごかった」みたいに言われたりするじゃないですか。僕ら出てないからこそみんなの想像力が面白くしてくれてる部分も大きいのかなと思います。

根建:M-1では決勝出ることができても、一回でも順位が決まればそれで終わりですもんね。
僕らは出てないので、みんなが想像してくれてるだけだと思うんですよ。

文田:「囲碁将棋のあの年のあの時のネタでいってたら優勝してたよな」みたいな

マヂラブも心酔する芸人・囲碁将棋が体現する「ポストM-1時代」のブレイクとはの画像8
写真/石田寛

ーードラゴンアッシュ(のネタ)でいってたら本当にやばかった……。みなさんの頭の中に「理想の囲碁将棋」みたいなものがあるのかもしれないですよね。イマジナリー囲碁将棋がいる。

文田:(笑)。M-1の芸歴制限がなくなるんじゃないか、みたいな噂を聞くんですけど、やめてほしいです。スーパーマラドーナさんは肩を鳴らしてるらしいんですけど、スパマラさんしか喜んでないです。

根建:でもやっぱりM-1でブレイクするのが一番かっこいいよなっていうのはマヂカルラブリーを見てても思いますけどね。

文田:めっちゃかっこいいです、王道で。そんな羨ましいとは思わないですけど「よかったね」っていう気持ちが大きい。自分にもそういう世界線があったのかなとか想像することはあります。
でもマヂカルラブリーってやりたいことやれてる感じじゃないですか。ああいう感じだったらいいなとは思いますね。

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