【最新ペヤング】ペヤング「オムそば風」が近年稀に見る傑作カップ焼きそばだった!【3品レビュー】
#カップ麺 #ペヤング #カップ麺一行3昧
「ペヤングやきそば」といえば、もはや定番となった「獄激辛やきそば」や「GIGAMAX」、「ペタマックス」などの尖ったシリーズ商品が新発売される度に話題を呼び、巷を席巻していますが、ここ最近に発売されたペヤングもなかなかバラエティに富んでいます。クセがすごい商品名のペヤングや、アイデア勝ちペヤング、真面目系ペヤングなど3品をレビューしていきましょう。
それって辛いの?辛くないの?「ペヤング 超大盛やきそば 社員一番の美味しい辛さ」
最初に紹介するのは、「ペヤング 超大盛やきそば 社員一番の美味しい辛さ」300円(税別)。ここ最近のペヤングは、一般常識に適う比較的真っ当な商品が連続していましたが、この商品名はだいぶ自己主張が強くなっていますね。麺量も、通常量の2個分サイズの「超大盛」麺です。ペヤングさん、そろそろ本領発揮といったところでしょうか。
ペヤングで辛い商品と言えば、多くのペヤング愛好家にトラウマを植え付けた「獄激辛ペヤング」が真っ先に思い浮かびますが、今回の商品名と照らし合わせると、「獄激辛ペヤング」は必ずしも社員が「一番美味しい」と思って作っているわけではないということになります……あの辛さは、やはりある種のジョーク商品ということでしょうか?
「極激辛ペヤング」ほど恐れる必要はなさそうだと高を括りつつ開封してみると、中からこんな色の袋が(上記写真参照)! もちろん、いちごジャムでもトマトピューレでもありません。受け入れ難いですが、これは焼そばソースです。噴火口から流れてきそうなこの灼熱色を見た途端、脳からはSOS信号が、汗腺からは冷や汗がダラダラ流れてくるのがわかりました。
商品名を見ただけでは、せいぜい中辛~辛口程度の辛さではないかと推測したのですが、これはヤバいやつかもしれません。この真っ赤なソースを「超大盛」麺の量で食べるとなると、長期戦は必至。
味噌味をベースに豆板醤で辛味をつけた塩気強めのソースに、「超大盛」量の麺と、豚肉チップ、キャベツ、ニンジンといった具が合わせられています。豆板醤と、いつものペヤングには入っていないニンジンの効果で、中華風な味わい。「獄激辛ペヤング」の、超激辛の中に甘みのある得体の知れない(?)味に比べると、素性はわかりやすいかもしれません。
肝心の辛さですが、「ペヤング社員が一番美味しいと思う辛さ」と謳うだけあって、「獄激辛ペヤング」を始めこれまで数々発売されてきたペヤングの激辛商品と比べると、確かに辛くはありません。
でも、口に刺さってくる痛い系の辛さは「獄激辛」譲りで、他社であれば十分に激辛クラス。「獄激辛ペヤング」を食べる時と違って、こちらの覚悟ができていない分、不意に痛恨の一撃を食らってしまう可能性が高いです。商品名でしっかり辛いと伝えられているのですが、それでもミミック的なだまし打ち感がありました。教会送りにされてお金半分になってしまわないよう、こまめなセーブをおすすめします。
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