さらば森田が八面六臂の無双で奮闘!ゼロイチのグラドルが大暴れする新番組
#さらば青春の光 #関西バラエティ番組事件簿
全国で人気のタレントを多数輩出し、またローカル番組らしい味わいがクセになる、関西制作のテレビ番組に注目する連載「関西バラエティ番組事件簿」。
今回は、10月28日深夜にスタートした芸能事務所・ゼロイチファミリアの初冠番組『ゼロイチファミリアは褒められたい』(毎日放送)を取り上げたい。ゼロイチファミリアとは、所属タレントが「圧倒的な顔面偏差値」を誇っており、グラビア界、アイドル界などを席巻。バラエティ番組でもおなじみの青山ひかるや川崎あや、現役ナースの人気コスプレイヤーとして話題となった桃月なしこ、アイドルグループの#ババババンビ、#2i2らが活躍中だ。
同番組は、そんなゼロイチファミリアのタレントたちがさらなる成長を遂げるために、YouTubeチャンネルと連動した企画に挑みながら個性を磨き、「まずはMCのさらば青春の光・森田哲也に褒められるようになろう!」というものだ。初回出演のメンバーは、桃月なしこ、アンジェラ芽衣、林ゆめ、十味、青山ひかる、河原まゆ、花咲れあ、由良ゆらの8名(ちなみに桃月はトークの回し役)。
十味「全裸監督ってこんな感じ?」
28日のオンエアは初回らしく、ありふれた内容ではあった。
たとえば座ると電気が走る椅子を仕掛け、メンバーの反応から素顔を探るドッキリ。身長が高くて手足も大きなアンジェラはリアクションも人一倍派手だったり、青山は電気が流れてから反応するまで不自然な時間差があったことから「わざとリアクションしたのでは」と疑惑が流れたり。そんな「よくある」と言えばよくある初回放送のなかで、キラリと光るものを感じさせたのが、河原まゆと花咲れあだった。
河原は大衆酒場とスナックのオーナー兼店長もつとめる、タレントと経営者の“二刀流”。かなりの酒好きで、記憶をなくすこともしばしば。気づいたら見知らぬ30、40人とボウリング大会をおこなっていて、しかも3位のスコアを叩き出したという。また、2時間飲み続けるネットの生番組では酒に酔いながらも組体操をしていたそうだ。「泥酔スポーツ」という体当たりなジャンルが開拓できるかもしれない。森田も「酒飲みキャラはいいと思う」と太鼓判を押した。
もうひとりは「グラビア界の問題児」を自称する花咲。「問題児」として芸能界のトップに君臨したいという彼女はいつも2~3分の遅刻をするなど、人に怒られない程度の悪さを積み重ねているそうで、「そういう遅刻が一番イラっとする。逆に30分くらい遅れてほしい」とブーイングを食らう。そんな反発ムードのなか、褒められるために、森田に向けていきなりグラビアポーズを披露。ただ、すべての挙動がほぼ自己完結気味でかなりヘンだった(笑)。雰囲気や流れを読まずにやりたいことをやるマイペースな性格はツッコミどころも多く、ウケるのではないか。
あと、化けそうなのは十味か。十味はハンディのビデオカメラを手にし、他のメンバーがドッキリにハメられる光景を撮影。「『全裸監督』ってこんな感じなのかも」とつぶやいた。森田はそのコメントに即座に反応。今後、おじさんの視聴者が十味にのめりこんでいきそうな予感がする。
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