Snow Man向井康二、デビュー間近のなにわ男子に“ライバル心剥き出し”!?の理由
#ジャニーズ
10月29日に放送された『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)は「生放送スペシャル2021」。番組としては3年ぶりとなるNHK101スタジオからの生放送ということで、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、IMPACTorsといったジャニーズJr.勢が歌にトークにゲームにと盛り上がったり、デビュー組のSixTONESやSnow Manなどの生ライブも繰り広げられるなど盛りだくさんの内容となった。
特に視聴者の心に響いたのは、11月12日にデビューを控えた「なにわ男子」のパフォーマンス、および番組からの、なにわ男子へのサプライズ企画だったのではないだろうか。
番組後半には、『ザ少年倶楽部』生放送に初参加となる、なにわ男子がスタジオに登場。A.B.C-Zの河合郁人が進行を担当し、メンバーに祝福の言葉をかけたりメンバーからデビューに関する喜びの声を引き出すなか、“なにわ男子のデビューを少クラでもお祝いする特別企画”なるものが発表された。
その内容とはずばり「元関西ジャニーズJr.で皆のことを誰よりも知っているSnow Manの向井康二くん」(河合による紹介より)による「あなたにお手紙書きましょう特別編~向井康二からなにわ男子へ~」。メンバーたちが「聞いてない!」とザワつくなか、Snow Manの向井康二がゆっくりとステージに現れたのだった。
向井といえば2006年10月にジャニーズ事務所に入所して関西ジャニーズJr.として活動を開始し19年1月まで活動。同年同月、Snow Manに加入することが発表され、20年1月にSnow Manとしてデビューしている。つまり約13年もの間、関西ジャニーズJr.として頑張ってきた実績があり、なにわ男子のメンバーにとっては、いわば“お兄さん的存在”。特にメンバーの藤原丈一郎とは関西ジャニーズJr.内ユニット「Little Gangs」で一緒だったり、西畑大吾や大西流星とは16年公開の『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』で共演するなど浅からぬ縁がある。
向井は「デビューするなにわ男子に伝えたいことがあって……」とやや緊張した様子で手紙を朗読。
手紙には「関西にグループがなかった時期が長くありました。(中略)ジャニーズWESTが抜けて僕らだけになって、慣れない環境での、先輩が大事なことに改めて気付かされました。でも、僕らはそこで負けなかったからこそ、今があると思います」と苦楽を共にした向井ならではの言葉があったり、「なにわ男子ができた時、正直、『なんで俺はおらんねん。こんなに頑張ってきたのに』って思ったりもしました。でも悔しい気持ちがあったからこそ、こうやって僕はSnow Manとしてここにいるんやと思います」といった正直な心境も綴られていた。
そしてなにわ男子のメンバーもみな真剣な表情で向井の言葉に聞き入っていたが、向井が「僕が関西Jr.として最後にステージに立ったのは大阪城ホールのコンサートです。その時にね、お風呂で、大ちゃんに『俺東京行くねん。Snow Manになる』って話したのを覚えてますか?」と西畑に語りかけると、西畑が目に涙を浮かべながらニッコリする顔が写しだされた。
また続けて向井が「そん時、流星もおったと思うんですけど、あの時にね、大ちゃんと流星、嫌な顔せずに僕の背中を笑顔で押してくれました。ほんまにそん時にね、うれしくて、関西のあったかさはいいなあって、改めて感じました。ずっと関西で頑張ってきて、1人で東京に行くのはちょっと不安やったけど、その時に『俺、頑張れるわ』って思った瞬間でした」と大西にも言及すると、大西が真剣な表情で何度もうなずいているところが大写しになる瞬間も。
向井は話の締めに「今はみんなはなにわ男子、僕はSnow Man、なんか不思議な感じがします。これからこうやって共演することがいっぱいあると思いますけども、めちゃめちゃ楽しみにしてます。これからも良き仲間、良きライバルとしてよろしくお願いします。あらためてデビューおめでとう!」とメンバーを祝福したあと「最後に、丈! オリックス優勝おめでとう」と、オリックスの大ファンで知られる藤原をオチに持ってくるという心憎いハズシをしてみせ、スタジオは大爆笑。
その後、なにわ男子は温かく感動的な雰囲気のまま、向井が見守る前でデビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」をスタジオで生披露。曲が転調する場面では西畑が向井に向かって手を伸ばすパフォーマンスを魅せる胸アツの場面もあるなど、なにわ男子や向井を長年応援してきた関西ジャニーズJr.ファン勢にはたまらない放送となったのではないだろうか。
その後はステージの大トリとしてゲームバトルを勝ち抜いたチームE(高橋優斗、松田元太、織山尚大、本髙克樹)がV6の「Can Do! Can go!」を披露したあと、ジャニーズJr.たちがステージ上に集まりエンディングとなったが、そこには残念ながらなにわ男子の姿はなし。ステージの広さやジャニーズJr.の人数(総勢32名)的になにわ男子を呼ぶのは難しかったのはわかるものの、せっかく「西のなにわ男子、東のトラジャ」と言われるほどのライバル的存在だったTravis Japanもいただけに、「少しでも良いので両グループの絡みが見たかった……」と思ったファンも多かったのでは。とはいえ、関西ジャニーズJr.の熱い絆をしっかり伝わってくる感動的な神回といえるだろう。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事