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マンボウやしろ、若手芸人時代の13畳ワンルームとドミノ・ピザの記憶~ドラマ『お耳に合いましたら。』おさらいインタビュー

マンボウやしろ、若手芸人時代の13畳ワンルームとドミノ・ピザの記憶~ドラマ『お耳に合いましたら。』おさらいインタビューの画像1
マンボウやしろ(撮影=二瓶彩)

 松屋、餃子の王将、富士そば、フライングガーデン、くら寿司、ジョナサン、ドムドムハンバーガー、銀だこ、ドミノ・ピザ、ドトール、串カツ田中、ココイチ……今年10月まで放送されていたドラマ『お耳に合いましたら。』(テレビ東京系)には、私たちも一度は訪れたことのあるチェーン店のグルメ、通称“チェンメシ”が毎回登場する。

 ひょんなことからある日、突然ポッドキャスト番組のパーソナリティになった主人公・美園(伊藤万理華)。彼女が愛してやまないチェンメシを頬張りながら、その魅力を語ることで成長していく姿を描いた同作には、視聴者から「自分も食べたくなった」「美園が食べてる姿を見ると元気になる」という反響が数多く寄せられていた。

 チーフ脚本を務めたのは、お笑いコンビ・カリカを解散後、ピン芸人を経て、現在はラジオパーソナリティや脚本家として活躍中のマンボウやしろ。本作で伝えられる「どこの街にもある、決して特別ではない、でも欲さずにはいられない」チェンメシならではの、やしろさんの思い出について話してもらった。

若手芸人時代の実感がこもった「ピザは食べられるパーティーグッズ」

マンボウやしろ、若手芸人時代の13畳ワンルームとドミノ・ピザの記憶~ドラマ『お耳に合いましたら。』おさらいインタビューの画像2
(撮影=二瓶彩)

――さまざまな“チェンメシ”が登場する『お耳に合いましたら。』(以下、『お耳』)ですが、このバラエティ豊かなお店のラインナップはどのように決められていたのでしょうか。

マンボウやしろ(以下、やしろ):毎週、制作陣で話し合いをしながら決めていたんですが、それぞれ僕たちが普段からお世話になっていたり、馴染みのあるお店を選ぶようにしていました。

――作中に登場した数々のチェンメシのなかでも、特にやしろさんの思い入れの強いものは?

マンボウやしろ、若手芸人時代の13畳ワンルームとドミノ・ピザの記憶~ドラマ『お耳に合いましたら。』おさらいインタビューの画像3
(撮影=二瓶彩)

やしろ:どこも大好きなお店なのですごく難しいんですけど……僕はピザがとにかく好きなんです。好きすぎて芸人時代、ピザのネタだけで構成された2時間半の単独ライブをやってしまったほど(笑)。なので、第9話(9月10日放送回『ヒナミの「お耳に合いましたら。」』)で取り上げたドミノ・ピザは特に思い入れが強いかもしれません。

――ドミノ・ピザ! 何か思い出のエピソードがあったりするのでしょうか。

マンボウやしろ、若手芸人時代の13畳ワンルームとドミノ・ピザの記憶~ドラマ『お耳に合いましたら。』おさらいインタビューの画像4
(撮影=二瓶彩)

やしろ:若手芸人時代、当時の相方やハイキングウォーキングの松田くん、ザ・パンチの浜崎くんを含めた5人くらいで、芸人の後輩とその彼女が住んでいる13畳のワンルームに転がり込んでいた時期があったんですね。みんな、とにかくお金がなかったので、家賃も食費も後輩の彼女が持ってくれていたんですけれど、その子が「ピザとろう」と言う日がたまにあって。そんな時は全員で「良いの!? 今日ピザなの!?」って狂喜乱舞していた思い出があります(笑)。

――確かに、ピザを頼むときってなんだか特別な気持ちになりますよね。

やしろ:はい。そういう体験でピザに対する特別感がさらに強化されたこともあって、『お耳』第9話では、美園に「ピザは食べられるパーティーグッズ」というセリフを言ってもらったり、僕が抱いているピザ愛について語ってもらっています。

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