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亀梨和也、中田秀夫監督との再タッグで「本格派俳優」の評価確立か 来春は山下智久と主演ドラマ対決!?

亀梨和也、中田秀夫監督との再タッグで「本格派俳優」の評価確立か 来春は山下智久と主演ドラマ対決!?の画像
WOWOWオリジナルドラマ公式Twitterより

 KAT-TUNの亀梨和也が、来春にWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドで放送・配信される『連続ドラマW 正体』に主演することが決定した。脱走した死刑囚という難役だが、昨年ヒットした主演映画『事故物件 恐い間取り』の中田秀夫監督との再タッグということもあって、早くも期待の声が高まっている。

 同ドラマは、染井為人氏の同名小説を映像化するサスペンス。ある夫婦を殺害した疑いで逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一(亀梨)が移送中に脱走。指名手配された彼は逃走しながらも潜伏先で出会った人々を窮地から救い、そのたびに正体を暴かれそうになるが……というストーリーだ。

 Jホラーの名手・中田監督が総監修を務めるほか、3話と4話は映画『ミュジコフィリア』の公開を控える谷口正晃監督が担当し、脚本は第44回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した映画『Fukushima 50』や、2014年のNHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』などの前川洋一氏が手がける。

 劇中では、主人公が名前や容姿を次々と変えていく“カメレオン”ぶりも大きな見どころに。亀梨は自身のアイデアで約10年ぶりに自毛を金髪に染めるなど、役作りを徹底しているという。

 これだけでも傑作になりそうな気配が伝わってくるが、さらにファンの期待をあおっているのが「中田監督との再タッグ」という要素だ。今回の発表にあたって、亀梨は「中田監督とは信頼関係があると感じているので、僕も魂を全開にしていられる」と強い信頼感をのぞかせ、中田監督も「監督の求める演技を、一切迷わずに表現しようとしてくださる稀有な俳優さん」などと亀梨をべた褒めするなど“相思相愛”となっている。

「亀梨は主演映画での成績がいまひとつという状態が長らく続きましたが、中田監督が手がけた昨年の『事故物件 恐い間取り』はコロナ禍の公開でありながら興行収入23億円超の大ヒット。“相思相愛”ぶりからもわかるように非常に相性がいいようで、作品内での亀梨の生かし方がうまく、中田監督の演出に全力で応えようとする亀梨の演技にも称賛の声が多く集まりました。亀梨は演技に真摯に取り組むタイプで、近年は本格派の役者として評価を高めています。その実力をもっとも引き出してくれそうな中田監督との再タッグ作品に傑作の期待が集まるのは当然といえそうです」(芸能関係者)

 亀梨は今年、監視カメラ映像などを駆使して凶悪犯を追い詰める特別捜査官を演じた『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)、元外科医の天才弁護士に扮した『正義の天秤』(NHK総合)と2作の連ドラに主演したが、どちらも高評価を受けている。『レッドアイズ』は意味深な終わり方で、一方の『正義の天秤』も原作にまだ続きがあるということで、両作とも「続編を作ってほしい」という要望が多く集まるほど視聴者を引き付けた。

 そうして評価を積み重ねてきた亀梨が、信頼する中田監督と共に挑む『正体』で本格派俳優としての地位を決定的なものにする可能性は十分にありそうだ。

 現在のところ亀梨以外のキャストは発表されていないが、「豪華絢爛なキャスト陣」が用意されており、これもまた注目を集めそうだ。亀梨も「お名前を見るだけで震えるほど、僕のギアがいくつも入るぐらいの素晴らしい共演者の方たち」とコメントを寄せているが、ネット上ではすでに今作の話題性がさらに高まりそうな情報が飛び交っているという。

「今作の制作発表前だった今月21日、SNS上に『金髪の亀梨くんが都内でロケしていた』という目撃情報が複数寄せられていたのですが、その中に『生田斗真っぽい人もいた』との書き込みがありました。あくまで噂レベルであるものの、もし亀梨と生田の共演作となれば大注目されることになるのは間違いないでしょう」(前出)

 奇しくも、発売中の「週刊文春」(文藝春秋)では、かつて亀梨と「亀と山P」でコンビを組んでいた山下智久が人気コミック『正直不動産』(小学館)を原作にした来年4月期のNHKドラマに主演することが決定したと報じられている。来春、両者ともに俳優としての評価を高めている亀梨と山下がよきライバルとして渾身の演技をみせてくれそうだ。

雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

さいきじゅん

最終更新:2021/10/29 13:00
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