星野源、1票の意味を考える…荻上チキ式「推し活」で例えた投票法とは?
#星野源
こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第39回目。
今回は2021年10月26日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中から、星野源さんが荻上チキさんをゲストに迎えて選挙について話していた部分です。
若者だけではなく、自分よりも年上の方から「選挙で投票に行っても自分の1票でこの国の政治が変わるとは思えない」と言われたことにショックを受けたという星野さん。
荻上さんに対して「そんな風に思っている人に『実は自分の生活や仕事と政治はつながっている部分もある』と思ってもらうには、どうしたらいいですか?」と、問いかけます。
それに対して荻上さんは投票以外にも議員への陳情やロビイング、署名、法案作成、デモなどさまざまな形で働きかけをすることで、国民は政治にアプローチできることを紹介しつつ、「どんな候補者や政党に投票したらいいのか、わからない」という人に対して、自分が関心のある物事をベースに投票をする候補者や政党を選んでみることを提案します。
たとえば「推し活」をしている人であれば、自分が推しているアーティストなどをベースに考えてみる。コロナ禍、自粛要請によってライブイベントなど活動の場を失ってしまったアーティストや裏方の人々たち。自粛に応じたことで収入が減り、活動を続けることができなくなってしまったケースもある中で、「それらの人への補償は十分だったのか?」という視点を紹介します。
「推しがいることが自分の生きがいになるのであれば、どの候補者や政党が当選すれば自分の推しが得をするかを考えてみる。今まで通りの文化芸術への支援で十分だと思うなら与党へ。不十分だと思うならば野党へ」という風に判断基準をひとつ、設けてみることを提案していたのでした。
そして自分の関心のある物事の中から判断をしていく際に役立つ方法として、ツイッターなどで「政党名 アンケート」と画像検索をすることを紹介した荻上さん。さまざまなNPOやメディアが各政党に対して質問をし、その結果をまとめた図表が出てくるので、それを見ながら自分の関心のある分野の表を参考にしてみることを提案します。
選択的夫婦別姓、外国人関連政策、同性婚、貧困対策と補償などなど、様々な事柄の中から自分の気になることをベースに調べ、その一点突破で判断をしてしまうのもひとつの手だということです。
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