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さんまに鶴瓶も…中居正広の25年ぶりMC出演で気になる「テレ東と距離を置いた」大御所たち

さんまに鶴瓶も…中居正広の25年ぶりMC出演で気になる「テレ東と距離を置いた」大御所たちの画像
中居正広(Getty Imagesより)

 中居正広が、10月31日放送の『中居正広のただただ話すダーケ ノーカットですのでギリギリまで間は詰めてください。』にて、25年ぶりにテレビ東京でMCをすることがわかった。

「番組は、冒頭にトークのルールを一つだけ決め、あとは“ただただ話す”、行き当たりばったりのトークバラエティとのことで、中居が同局でMCを務めるのは、1996年に終了した『愛ラブSMAP!』以来となります。その後、国民的アイドルとなり、自身のMC番組を多数抱えていた中居は、ローカル局でギャラも安いテレ東とは疎遠に。2019年に親交の深い出川哲朗に“焼肉で買収されて”、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の2時間半スペシャルに登場していますが、この時が単独でのテレ東初出演でした。

 現在の中居は制約も少なく、ギャラも融通が利く。また、ジャニーズ独立後に決まった仕事が少なく、焦っているとの話もある。双方、特番で手応えあったならレギュラー化したいはずで、その思惑が一致し、今回のキャスティングが実現したのでしょう」(テレビ関係者)

 中居のほかにテレ東と距離を置いていた大物タレントといえば、代表的なのは明石家さんまだ。

「こちらも、2018年放送の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の2時間半スペシャルが34年ぶりの出演となり、話題となりました。さんまがテレ東NGにしたのは、1984年に放送終了となった、さんま初の冠番組『さんまのサタデーナイトショー』が原因。深夜帯の放送ながら、視聴率が局で一番になるなど人気番組だったにもかかわらず、おイロケ色の強い内容に局の上層部が難色を示し、打ち切りになったためにテレ東に出演しなくなったとラジオ番組で自ら説明したことがあります」(テレビ誌ライター)

 そして、もうひとりの大御所が笑福亭鶴瓶。こちらは1977年から無期限の出入禁止に処されていたが、26年後の2003年にようやく解禁となっている。

「鶴瓶は、70年代の生放送番組『独占!男の時間』で局部を露出したことで出禁に。その後、司会をしていた故・山城新伍さんの計らいによって、事件から2年後の番組最終回に特別に出演。しかし、ここでも生放送で肛門をカメラに見せつける大暴走ぶりを見せつけました。さらに、バラエティ番組でさんまが暴露したところによれば、悪ノリした鶴瓶はテレ東内にあった池に飛び込み、当時の社長が可愛がっていた鯉を殺してしまったとのこと。これらの“罪”が重なって鶴瓶は再び出禁になった。

 その後、鶴瓶が出演していた『きらきらアフロ』が2003年からテレ東でも放送されるようになり、同年、東京出張版の収録のために26年ぶりにテレ東のスタジオに入ることになったことをきっかけに、深夜帯では出禁を解除された。そして同番組がテレビ大阪制作から2012年にテレ東制作になった際に全面的に出禁解除となったとされており、2014年には『50年のモヤモヤ映像大放出! この手の番組初めてやりますSP』で初めてテレ東のゴールデン帯に出演しています」(前出・テレビ誌ライター)

 『中居正広のただただ話すダーケ』では、中居のほかに高岡早紀、川田裕美、河北麻友子、元乃木坂46の中田花奈、おぎやはぎの矢作兼、ハライチの澤部佑が出演。なんとも統一感のないテレ東ならではのカオスなメンツだが、いつもと違うスタジオやスタッフが見守る中で、中居がトークをどう盛り上げていくのか見物だ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/10/25 18:10
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