江口のりこ『SUPER RICH』超実力派の仕事ぶりに期待! 樹木希林、大竹しのぶクラスの大女優まで上り詰めるか
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10月に入り、秋の連続ドラマが次々とスタートしている。今クールは、『相棒』『科捜研の女』『ドクターX~外科医・大門未知子~』と、テレビ朝日の人気シリーズが出揃ったほか、『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)、『ラジエーションハウスII』『アバランチ』(フジテレビ系)、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)など、話題作が目白押し。そんな中で、関係者が最注目しているのは、江口のりこ主演の『SUPER RICH』(フジテレビ系)だ。
「『SUPER RICH』は、裕福な家に生まれ育ち、ベンチャー企業の社長を務めるキャリアウーマンに待ち受けるジェットコースターのような半生を描く物語。江口にとってはゴールデン・プライム帯(GP帯)の連続ドラマ初主演となります。もともとは別の女優がヒロインを務める予定で、上野樹里、安藤サクラ、木村文乃らの名前があがったようですが、いずれも交渉が難航。紆余曲折するなかで江口の名前が上がり、主演に決まったそうです」(週刊誌芸能記者)
江口は19歳の時に上京し、2000年に柄本明が主宰する劇団「東京乾電池」に入団。朝ドラの『マッサン』、大河ドラマ『花燃ゆ』ほか、数々のドラマや映画に出演し、昨年放送の『半沢直樹』の国土交通大臣役が話題となって、一気に注目の存在となった。だが、『SUPER RICH』が放送される木曜22時「木曜劇場」は、長らく苦戦が続いている。
「木曜劇場は、これまで『愛という名のもとに』『白い巨塔』『Dr.コトー診療所』『電車男』など、数々のヒット作を生んだフジテレビの看板ドラマ枠ですが、近年の視聴率は惨憺たる有様。これといったヒット作はなく、平均視聴率が5%を割り込んだ作品もあります。前作の『推しの王子様』も、主演予定の深田恭子の降板というアクシデントがあり(代役は比嘉愛未)、数字的には惨敗。“死に枠”と陰口を叩かれている状態です」(ドラマ関係者)
『SUPER RICH』は江口の他、赤楚衛二、町田啓太、古田新太、美保純、戸次重幸など、実力者が顔を揃えているが、一般知名度という点ではやや弱い印象も受ける。しかしここで良い結果を残せば、江口には明るい未来が開けそうだ。
「初回が放送された14日は衆議院解散という大きなニュースがあり、裏番組では『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の3時間SPが放送されるなど、数字が伸び悩む要素がいくつもありましたが、視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東)と、前作より数ポイントアップ。視聴者からも『ぐいぐい引き込まれる』『今後が楽しみ』と、評判は上々です。
近年、なかなか大ヒットドラマが生まれないのは、ルックス頼みの俳優が幅を利かせているのも一因。キャスティングありきのドラマがダメなのは、視聴率にハッキリと現れています。しかし江口は20才前後から研鑽を重ね、脇役でよい仕事をして、ついに連ドラの主役にまでたどり着いた実力派。すでにCM界では引っ張りだこですが、今作で結果を残せば、いよいよオファーが殺到するのは間違いないでしょう。
江口はポジション的に被る相手が見当たりませんし、シリアスな社会派、サスペンス、コメディまで何でもイケる。樹木希林、大竹しのぶ、桃井かおりのような、別格の女優にまで一気に上り詰めるかもしれません」(キー局関係者)
江口自身が“SUPER RICH”になる日も近い?
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